餃子ランナーは電子機器の夢を見るか?

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僕のケータイヒストリー(その2:今でも愛おしい「初代」INFOBAR)

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(承前)
この端末に出会った時の衝撃は忘れられない。

au design project infobar

発売は2003年。
当時は、気軽にMNPで携帯キャリアを変えられるような時代ではなかった。キャリアを変更すれば、電話番号も変えなくてはいけなかったからだ。端末代金キャッシュバックなどのような、乗り換え優遇措置もない。
それでも僕は我慢できなかった。docomoにもこれといった不満はなかったのだけれど、一端惚れてしまったら、僕は一途。
ということで、docomoを解約し、ただ「INFOBARを使うために」auKDDI)へキャリアチェンジしたのだ。
INFOBAR1
今でも愛おしい、僕の初代INFOBAR
もう、発売から10年以上経っているのだけれど、しっかり起動する。
それもその筈、僕は2003年以来、8年間もこの端末を使い続け、2回も新品に外装交換しているからだ。
2度目の外装交換時には、大きなショックがあった。近所のauショップで、INFOBAR修理期間中の代替機として渡された端末が…
ジュニアケータイA5520SAII うみいろだったw


INFOBARの代替機に凹む(2009.8.3 Entry)

いやはや、これを使っていた時のことを考えると、今でも恥ずかしい。
僕のようなオッサンが、衆人環境でこんな端末を使っていたら、奇異の目で見られることは必至。会社などでは、どうか電話がかかってきませんように、と祈っていたことを思い出す。
ただ、僕は、それでも我慢した。たとえ辱めを受けてでも、INFOBARの筐体が新品に変わる幸せに代え難かったからだ。
しかし…。
時代の流れというのは哀しい。僕がどんなに初代INFOBARにこだわりたくても、CDMA 1X停波のタイムリミット(2011年7月)は、刻一刻と迫っていた。
INFOBAR、というブランドだけにこだわるなら、後継機のINFOBAR2を選んでおくという選択肢もあった。これならばCDMA 1X WIN対応なので、停波にならなずに済む…が、僕は踏み切れなかった。
丸みを帯びてしまった筐体、ICHIMATSUモデルの消失がどうにも納得できず、僕はバージョンアップを諦めた。
その後、INFOBARは、迷走の道に入っていく。
INFOBAR A01では、テンキーが消え、「INFOBARデザイン風」のAndroid端末になってしまった。方向性としてはアリなのかもしれないが、僕は、スリムなテンキースタイルがINFOBARの真髄だと思っていたので、見送り。
INFOBAR C01で、待望のテンキーもICHIMATSUモデルも復活したものの、発話・終話キーや十字キーをなくす暴挙。操作性完全無視の端末になってしまったため、食指が動かなかった。
しかし、ここまではまだいい。デザイン的には、初代の劣化コピーとしか思えないものの、INFOBARらしさは残しており、性能アップ面を含めれば、好みの問題で後継機を選ぶという選択肢も納得できるからだ。
個人的に納得できないのは、その後に登場したINFOBAR A02だった。
もはや初代の面影はどこにもなく、あえて横向きに持ったり、UIを表示させなければ、凡百なAndroid端末にしか見えない。誤解を恐れずに言えば、「デザイン的には」かつての名声にすがるだけの端末になってしまったと思う。
こんな風になってしまうなら、INFOBARの冠は外してもらいたい、と叫びたいほど。
勝手なことを書いたけれど、それだけ、初代のデザインは衝撃的だったし、革命的だったと思う。僕の中でのINFOBARは、初代に始まり、初代で終わったのだ。
僕の初代INFOBARは、既に停波となっているため、電話としては全く使えないが…。
INFOBAR2
手動設定すれば、こうやってカレンダー表示はできるし…。
INFOBAR3
キッチンアラームやタイマー器として使うことは可能。
INFOBAR4
当時のパンフレットも、しっかり保存している。
INFOBAR5
あぁぁ、懐かしいなぁ。やっぱり、素晴らしいなぁ。
エントリーを書いていたら、当時の愛おしさが甦ってきてたまらなくなったので、久しぶりにまた使ってみたくなった。
カレンダーやアラーム用途で持ち歩こうか検討中w
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