突然の雷雨だった。
地鳴りのような轟音。激しい豪雨。そして、今ここに落ちてくるのでは
ないかと思わせるほどの稲光。
会社を出たときは、雨の降る気配などなかったので、傘を持ち帰らなかった
のだが、これが、大失敗だった。
乗換駅の周辺で、買い物すること2時間。その間に雲の様相は変わっていたのだ。
しかし、買い物をしている間に、少しでも雨が降り始めていれば、そこで
傘を買っておくという手もあった。
しかし、その時点では雨はなく*1だから僕は完全に油断した。
果たして、自分の駅に着いたとたん、猛烈な雨に遭遇してしまったのである。
僕の家は、駅から1分だから、少々の雨ならば、駆け抜けてしまうのだが、
流石に、これだけの豪雨だとどうしようもない。
ということで、30分近く駅構内で足止めを食らってしまった。
少々小降りになった瞬間に、ダッシュ。そして何とか家にたどり着いたの
だが、家にあと、再び鳴り響く轟音と、部屋まで明るくなるような稲妻には、
かなりの恐怖を感じてしまった。
思い起こせば、駅で足止めされていた、そういった時こそ、愛機のりなざう、
SL-C3100でリアルタイム中継すればよかったのである。
ただ、最初はすぐにおさまるだろうと思っていたから、なんとなくその機会を
逃してしまった。
こんなことでは、まだまだ、リアルリナザウラーへの道は遠い。
*1:正確にいうと道は激しく濡れていたので、僕がビル内で買い物をしている間に、その駅近辺での豪雨は過ぎ去っていたと思われる