暑さを切り裂く、夏女の豪脚。
サンレイジャスパー、悲願の重賞初制覇!!
着 | 枠 | 馬 | 印 | 馬名 | 性齢 | 騎手 | 斤量 | タイム | 着差 | 通過順 | 上3F | 人 |
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1. | 2 | 2 | △ | サンレイジャスパー | 牝5 | 佐藤哲三 | 53 | 1.58.7 | 06-06-06-07 | 34.7 | 6 | |
2 | 1 | 1 | ○ | ニホンピロキース | 牡6 | 赤木高太 | 54 | 1.58.9 | 1 | 03-03-04-03 | 35.2 | 7 |
3 | 7 | 9 | アラタマサモンズ | 牡5 | 芹沢純一 | 52 | 1.59.1 | 11/4 | 02-02-02-02 | 35.6 | 10 | |
4 | 3 | 3 | △ | ニルヴァーナ | 牡4 | 幸英明 | 53 | 1.59.1 | クビ | 01-01-01-01 | 35.7 | 2 |
5 | 7 | 10 | ◎ | ヴィータローザ | 牡7 | 上村洋行 | 57 | 1.59.2 | クビ | 03-05-04-05 | 35.4 | 4 |
6 | 8 | 11 | ホッコーソレソレー | 牡5 | 池添謙一 | 55 | 1.59.2 | クビ | 11-12-10-07 | 35.0 | 9 | |
7 | 5 | 5 | △ | スウィフトカレント | 牡6 | 横山典弘 | 58 | 1.59.4 | 11/2 | 11-10-06-05 | 35.5 | 1 |
8 | 5 | 6 | △ | アップドラフト | 牡5 | 川田将雅 | 54 | 1.59.4 | クビ | 03-03-03-03 | 35.8 | 3 |
9 | 6 | 7 | タガノデンジャラス | 牡5 | 橋本美純 | 55 | 1.59.5 | クビ | 09-10-12-09 | 35.2 | 11 | |
10 | 8 | 12 | 消 | ソリッドプラチナム | 牝4 | 小牧太 | 52 | 1.59.8 | 2 | 08-07-10-10 | 35.6 | 8 |
11 | 6 | 8 | 消 | メイショウカイドウ | 牡8 | 武豊 | 59.5 | 2.00.2 | 21/2 | 09-07-06-10 | 36.3 | 5 |
12 | 4 | 4 | ▲ | トリリオンカット | 牡7 | 和田竜二 | 55 | 2.00.4 | 11/4 | 07-07-09-12 | 36.3 | 12 |
LAP 12.4-11.2-11.3-12.6-12.1-12.0-11.8-11.6-11.6-12.1
通過 34.9-47.5-59.6-71.6上り 71.2-59.1-47.1-35.3平均 1F:11.87 / 3F:35.61
単勝 2 \810
複勝 2 \250 / 1 \380 / 9 \1150
枠連 1-2 \4140 (19)
馬連 01-02 \4110 (22)
ワイド 01-02 \1240 (18)/ 02-09 \3130 (39)/ 01-09 \5020 (53)
馬単 02-01 \7620 (41)
3連複 01-02-09 \42110 (127/220)
3連単 02-01-09 \223190 (667/1320)
いやはや、サンレイジャスパーは凄い脚だった。先行馬が残る流れを、1頭だけ、次元の違う脚で差し切ったように見えた。実際の上がりは34.7だからそれほど図抜けているわけではないのだけれど、34秒台の脚を使ったのはこの馬だけであり、相対的に圧巻の末脚だ。思えば、重賞で4回も連対していた馬が53kgにとどまっていたのだから、これも恵量ということだったのかもしれない。
レースはニルヴァーナがハナを奪う意外な展開。もともと逃げ馬だったとはいえ、武豊が差し脚質への転換を図っていたように見えたので、豊だったらきっと逃げなかっただろう。このあたりが、鞍上交代に伴う展開のアヤというところだ。2番手はアラタマサモンズ、3番手にニホンピロキースが続いたが、激しい流れにはならなかった。結局この馬たちが全て上位に残っているのだから、レースとしては先行有利の流れであった。ただ1頭、サンレイジャスパーだけが違う競馬をしたことになる。
僕の本命ヴィータローザは3角で非常に行きっぷりが悪くなり、上村が追い通しになっていた。最後はきっちりと追い込んで、3着争いに加わっているだけに、あそこがスムーズに行けていれば…と思わずにはいられない。ズブくなっているのだろうか。
スウィフトカレントは、最初後方から途中するすると上がっていったが、そこまで。まだ良化途上のような気がする。これでハンデが少しでも落ちれば*1新潟記念では狙い目だと思う。
メイショウカイドウは、全くいいところなくブービーの惨敗。やはり1年ぶりで59.5kgはあまりに酷だったようだ。
*1:落ちないだろうけど。