5月4日。みどりの日は、横浜港を走った。
僕は古い人間なので、未だに、「あれ?みどりの日って4月29日じゃなかったっけ?」とか、「5月4日は、国民の休日だったよなぁ?」とか思ってしまう。
ただ、Wikipediaの情報によれば、2005年の祝日法改正により、2007年以降、5月4日の「国民の休日」が「みどりの日」に上書きされたようだ。
どうやら、もう10年以上経つらしい。月日の経つのは早いものだ。
この日、僕は、あいにくの休日出勤を余儀なくされていたが、どうにか昼過ぎで解放してもらえる見込みだったため、ラン仲間からの提案に乗ることにした。
それは、「夕方の横浜港を走ろう!そして呑もう!」というものだった。
いやぁ、何とも魅力的ではないか。
ということで、僕は、何とか仕事を切り上げ、横浜まで出かけた。
横浜港は、僕の大好きなランコースのひとつだが、僕が走っているのは、もっぱら朝専門だったので、夕方の横浜を走るというのは未経験。
ということで、新鮮な気分を味わえると思い、とてもワクワクしていた。
ラン仲間と一緒に走り始めたのは、午後4時半ごろ。
まずは、大桟橋からスタート。
この日は、休日と言うこともあり、桟橋の上は人だらけ。とても快適に走れる状態ではなかった。
ということで、ウォーミングアップがてら、写真を撮りつつゆっくり進む。
みなとみらい地区は、沈みゆく太陽で逆光となり、暗い写真になってしまったが…。
横浜ベイブリッジは綺麗に撮れた。
桟橋を降り、山下公園へ。
ここも、人であふれかえっていた。
そんな人たちの中、さまざまなコスプレイヤーがいて、園内は大いに盛り上がっていた。
いったい、なんでこんなにコスプレイヤーが多いのだろうと思っていたのだけれど、あとで調べてみると…。
この日は、こんなイベントが開催中だったようだ。なるほど。
山下公園内では、バラも咲き誇っていた。
さまざまなコスプレイヤーや美しい花たちを、目の保養にしながら、僕らは、本格的に走り始めた。
山下公園と赤レンガ倉庫地区を繋ぐ、山下臨港線プロムナード。
ここはまだ人が多かったけれど、それを抜けると、かなり走りやすくなってきた。
陸橋を降りてからは、たんたんと走り続けて…。
僕の好きな場所。臨港パークへ。
ここはとっても空いているし、広くて走りやすい。遠くに眺める横浜ベイブリッジも美しい。
気がつくと、空の色は、青からオレンジに変化し始めていた。
日本丸とコスモクロック。
横浜港を走る時は、いつも定点撮影しているのだけれど、夕景を撮るのは初めて。ちょっと新鮮だった。
夕陽に映える赤レンガ倉庫。
スクリーンの周りに、沢山の人が集まっていた。
どうやら、ゴールデンウィーク限定で、こんな企画が行われていたようだ。
この日は参加できなかったけれど、もしもここで映画を見ていたら、素敵だったろうなぁと思った。
象の鼻パークから見た、みなとみらいの夕景。暮れゆく空の色がとても素敵だ。
気がつけば、いつの間にか、10km超を走っていた。
横浜港コースは、とにかく楽しくて飽きないので、いつまでも走り続けていたくなる。
夜の横浜港は、ライトアップされるため、また違った情景が楽しめる筈。そこを走るのも、きっと最高だろうなぁ…と思ったが、この日のランはこれで終了とした。
この日、僕らが集まった目的は、横浜港ランだけじゃない。
その後に、重要な「第二部」が控えていたからだ。
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