今日は、二十四節気のひとつ「大寒」だ。
それに伴い、ニッポン列島には、今季最強・最長の大寒寒波が襲来しているようだ。
ニュースを読んで思ったこと。
「線状降雪帯」ってなんなんだ?
いわゆる「線状降水帯」の雪バージョンなのだろうかとは思ったが、耳慣れない言葉だったので、僕は少し戸惑った。
迷った時は、AIに確認するに限る。
ということで、Geminiに確認してみたところ…。
彼(彼女?)は、無知な僕を諭すように、延々と詳しい解説をしてくれた。
あまりに説明が長くて、僕の脳が受け入れを拒否したため、3行にまとめてもらった結果は以下の通り。
線状降水帯は、夏や梅雨に「暖かく湿った空気」が流れ込み、集中豪雨をもたらします。
線状降雪帯(JPCZ)は、冬に「冷たい寒気」が日本海上でぶつかり合い、集中豪雪をもたらします。
どちらも「帯状の雲が同じ場所に居座り、短時間で災害級になる」点は共通しています。
なるほど。
やっぱり「線状降水帯」の雪バージョンだったようだ。
正式な気象用語としては、「JPCZ(日本海寒帯気団収束帯)」と呼ばれるが、あまりに覚えにくいため、その代わりとして、メディアなどで使われるようになった通称・俗称とのこと。
確かにわかりやすくはなったけれど、もともとの「線状降水帯」という言葉でさえ、浸透してきたのはここ数年。
僕が子供の頃にはなかった気象用語だ。
そう言えば、「ゲリラ豪雨」とか「爆弾低気圧」という言葉も、僕が子供の頃にはなかった。
これらの言葉は、いったいいつ頃から生まれたんだろうということが気になり、それもGeminiに調べてもらった。
2008年: ゲリラ豪雨
2012年: 爆弾低気圧
2014年: 線状降水帯
2022年: 線状降雪帯
一番古い「ゲリラ豪雨」でさえ2008年。
その言葉が生まれてから、まだ20年も経っていなかった。
近年、こういった用語が浸透してきたのには、もちろん理由が存在する。
日本列島に、大きな被害が出る可能性が高いゆえに(あるいは大きな被害が生じたことから)、それをわかりやすく伝える言葉が広まっていったようだ。
「線状降雪帯」は、2022年12月の新潟・北陸地方の記録的大雪時に浸透した。
新潟県などで車の立ち往生が相次ぎ、物流が麻痺。
この時に、その原因であるJPCZ(日本海寒帯気団収束帯)の動きを解説する際、多くのニュース番組やネットニュースが、視聴者に危機感を伝えるため、「線状降水帯の雪版=線状降雪帯」という表現を一斉に使い始めたとのこと。
そう。
日常に現れた危機を明確に指し示すため、この言葉は生まれたのである。
だからできれば、こういった用語は、ニュースに登場しないほうが望ましい。
しかし今回の大寒寒波では、そんな「線状降雪帯」が発生するような状況になるという。
大きな被害に繋がらないよう、祈るばかりだ。

