危うく書き忘れるところだった。
もう2週間も前の話だし、レースレポートでもないのに、今更書くことかよ、と言われそうだ。
でも、ここは僕の自由な雑記帳でもあるので、気にせず書かせていただくw
ただ、歳のせいか、もう、記憶が薄れかけているので、写真をつらつらと並べて、簡単なコメントを付け加えておくにとどめよう。
「大勝軒next」の朝イチ餃子で元気をチャージした僕は、すぐに走り始めた。
食べたら走る。ランナーの基本原則だ。
その日の夜明け前ランで上野を目的地に選んだのは、久しぶりに、ここを走りたかったから。
そう。
もちろん、上野恩賜公園、である。
コースが広くて、園内の見所も多い。適度なアップダウンもある。僕の好きなコースの一つだ。
緑が多いのも魅力で、夏場などは、日差しを遮ってくれるのも魅力。
あの日もかなり暑い日になったが、僕が走った時間は、まだ快適。むしろ、昇ってくる日差しが恋しいほどだった。
ベタだけれど、やっぱり撮らずにいられない西郷隆盛像。
坂本龍馬は「日本の夜明けぜよ」と言ったが、西郷隆盛なら、「上野の夜明けじゃっど」と、薩摩弁で言うだろう。(←言わないってw
夜更けに昇り始めた更待月は、西郷どんの上空で、まだ、その存在を主張していた。
朝焼けに包まれるスカイツリー。
河川敷で、同様の光景は何度も見たことがあるけれど、間近で眺めると、ひときわ素敵だ。
夜明け早々の時間帯ということもあり、園内はまだガラガラだった。
上野動物園は、当然パンダ(シャンシャン)推し。
ただ、この日は、ゴールデンウィーク期間中ということもあり、事前抽選の当選者しか見ることができなかったようだ。
とっても気持ちよくて、しかも飽きないコースなので、僕は、いつの間にか何周もしていた。
ただ、この日は、午前中に別の予定もあったため、そろそろ退却と決め、不忍池経由で、帰路に向かうことにした。
不忍池に昇る朝日。
ちょっと幻想的な情景で、遠目から写真を眺めれば、一瞬、アンコールワットに見えないこともない。(ちょっと無理が^^;)
水鳥も、気持ちよさそうに泳いでいた。
眺めていたら、僕も気持ちよくなってきて、不忍池も、予定外に何周も回っていた。
例によって、ゆったりのんびり走っていただけなので、ランナーとしての練習には殆どなっていないと思うけれど、それでいい。
気持ちよく走れたということが、今の僕には、とても重要だからだ。
暑い時期になってきたら、またここへ走りに来よう、と思った。