僕は、ここ数年、3つの「ラジオ英会話系講座」を並行して聴いている。
《学んでいる》と言いたいところなのだけれど、単なる聞き流しに終わってしまっていることが多いので、殆ど勉強になっていない。
特に最近は、リアルタイムで聴くことができず、もっぱら、Radikoolで録音していたものが溜まっている状態。
ただ、そんな状態であっても、講座テキストは自動的に届く。
僕は、3誌とも年間購読をしているため、毎月の発売日に、否応なく配達されてしまうのだ。
今月届いたテキスト内容を見て、僕は、ちょっと唖然。
なんと…。
「遠山顕の英会話楽習」と「英会話タイムトライアル」が、アンコール放送になってしまっているではないか。
《アンコール放送》とは、過去に放送した講座の再放送のこと。
どうやら、この2講座の7月期は、再放送になってしまうようだ。
テキストには、なぜ《アンコール放送》になってしまったかの説明は一切ない。
だから僕は一瞬戸惑ったのだけれど、その理由は、NHK語学のWebサイトに掲載されていた。
新型コロナウイルスの影響により、以下の番組は6月29日以降の放送内容を変更することになりましたので、お知らせいたします。
こんなところにまで、コロナウイルスの影響が及んでしまうとは…。
緊急事態宣言の影響で、スタジオ収録ができなかったということだと思うけれど、僕はちょっとショックだった。
アンコール放送のテキストに掲載されている講座内容は、過去のものと全く同一になってしまうからだ。
今年から講座を受講している人にとっては、何の問題もないことだろうけれど、僕は、過去それを聴いているので、当時のテキストもまだ持っている。
遠山顕の英会話楽習。
表紙のイメージはかなり異なるのだけれど、掲載テーマや《サマースペシャル》の内容まで一緒。
毎月楽しみにしている遠山顕先生の巻頭文(Notes from Ken)まで同じだった。
英会話タイムトライアルに至っては、表紙イラストまで同じだった。
amazonの販売ページにおいては、両誌とも、《重複購入にご注意ください》という注意書きが掲載されている。
あぁ、定期購読にしていなければ、今月はどちらも買わずに済んだのになぁ。
僕は、そんなセコイことを思ってしまった。
まぁ、コラム類などが異なるため、テキスト内容が完全同一というわけではないけれど…。
ただ、7月27日分からは、新作の放送が再開されるようなので、次回8月号のテキストについては、問題なさそうだ。
ちょっとホッとした。
冒頭で、僕は、3つの「ラジオ英会話系講座」を並行して聴いていると書いた。
残りの1つ、「ラジオ英会話」については…。
新作のテキストとなっていた。
この講座は、年ごとに、講座のコンセプトが大きく異なるため、アンコール放送だと相当に違和感を感じた筈。だから、普通に発行されて嬉しい。
逆に、コロナ渦の厳しい状況で、新作を収録するのも大変だったろうなぁと思う。
大西先生、クリス先生、ローザさんに感謝。