3月下旬、僕はこんな記事を書いた。
東京マラソン2026で装着した「セキュリティリストバンド」に関する記事だ。
久しぶりの出場が叶い、苦しみながらも完走できたレースだから、僕は、まだしばらくつけたままにしておきたかった。
しかし、毎月定期で測定している《骨密度測定》のため、切断せざるを得ず悩んでいる…といったようなことを書いた。
結局1か月の猶予をもらったものの、4月下旬の再測定時に再び悩んだ。
もう1か月なんとか引き延ばすかとも思ったが、そうするといつまで経っても骨密度が測れなくなる。
僕は近年、2度の圧迫骨折を患い、骨粗鬆症の疑いがあると診断されている。
現状、僕の骨密度は低くなく、むしろ僕の年代としては高いほうらしいのだけれど、それでも油断はできない、というのが整形外科での診断だ。
なので、定期的な検査は絶対に必要。
切るべきか、切らざるべきか……。
ChatGPTやGeminiに相談したところ、どちらからも「思い出は大切だが、検査のほうが大事。切るべき」と言われてしまった。
ということで、僕は切ろうと覚悟を決め(大袈裟だなぁ、もう)、切ったバンドをどう保存するか、という方向に気持ちを切り替えた。
そんなことを思いながら、近所の100均でぶらぶら商品を眺めていると、手頃な商品を発見。

それは、いわゆる《推し活》ゾーンに存在していた。

スティックタイプのフォトキーホルダーだ。
横幅的にはバンドサイズとぴったりで、これに入れればキーホルダーとして持ち歩くことができそうだ。
その可愛らしい見た目と、対象年齢7才以上という表記に一瞬戸惑ったが、気にすることはないと思い直した。
7才以下であれば問題だが、もちろん僕は7才以上だからだw
レジではちょっと気恥ずかしかったが、僕は「娘のために買うんですよ!」的な体を装って堂々と購入した。
そんな僕の演技とはお構いなく、店員は機械的に会計をこなしていたけれど。
この商品は、台紙こそイラストチックだが、現物は単なるフォトキーホルダーなので、オッサンが使っても全く問題はない、はず。
帰宅後、僕はついに手首のリストバンドを切断。
ホルダーに合わせてバンドの長さも調整し、入れてみることにした。
…ここで大きな失敗に気がつく。

横幅こそピッタリだけれど縦幅はギリギリで、無理やり収めようとしたところ、両端の文字が歪んでしまった。
ただ、これはまだいい。問題は裏面だ。

裏蓋が閉まらない!
そう。
この商品は、あくまで「フォトキーホルダー」であるため、写真の厚さに最適化されている。
そのため、《布》であるリストバンドの厚みは、その許容量を超えていたようだ。
無理やり裏蓋を押し込むと、一応引っかかって外れない。
ただ、キーホルダーとして持ち歩くと、何かのはずみで蓋が取れてしまうことは十分あり得る。
ということで、代替品が見つかるまで、当面は家の中に置いておくことにした。

バンドの残骸。
腕から切り離した時点では、「東京メトロ/STARTS」の企業ロゴ部分と「TOKYO MARATHON2026」の部分はまだ繋がっていた。
企業ロゴ部分を残したほうが、東京マラソンっぽさが高まるので、もう少し長めのケースが見つかるまで、切らないようにしておけばよかったなぁ……。
ただ、今更それを言っても仕方ない。
キーホルダーにする、というアイデア自体は悪くないと思うので、このサイズに合う最適なグッズを探してみよう。

