明日は、久しぶりに、ハーフマラソンに出場する。
今年の1月に出場予定だった新宿シティハーフマラソンを欠場してしまったので、僕にとっては、昨年1月のフロストバイトロードレース以来、約14ヶ月ぶりのハーフマラソンになる。
僕は、スタートから息を切らして走るレースが好きではなく、だから、フル未満のレースには滅多に出ない。
フルでのタイムを上げるためには、スピード練習の意味も含めて、ハーフや10kmなどのレースにも積極的に出場すべき…ということはわかっているのだけれど、どうにも気乗りがしないのだ。
しかし、今回は…。
4年越しのリベンジがかかる、このレースへの出場なので、ちょっと特別。
タイムを出せる気は全くしないけれど、折角仙台まで遠征するのだから、モチベーションを上げて臨もうと思った。
ただ、久しぶりのハーフマラソン出場ということで、直前の過ごし方がわからず、ちょっと戸惑ってしまっていた。
フルの直前と違って、勝手がつかめないのだ。
これがフルマラソンの前日ならば、話は簡単。僕が、フル勝負レースの前に実践している作戦(?)は以下の通り。
- レース直前1週間は、アルコールを抜く
- レース直前3日前までには、カフェインも抜く。
- レース前日、当日は、極力脚を使わない
- レース前日は、炭水化物をたっぷりとる
アルコールやカフェインは利尿作用があるため、レース後半以降に訪れる尿意を押さえたい、かつ、内臓に負担をかけたくない。
さらに後半での脚の疲れを抑え、かつ、身体にスタミナをため込むことを目的としている。
しかし、ハーフマラソンならば。
フルでいうところの「後半」がないわけだから、前述の作戦は、全て不要?ではないかという思いがあった。
そもそも、今週は、何日間もアルコールを摂っているし、今日はコーヒーも飲んでしまったので、今更考えてみても手遅れという話もある。
ただ、大事なレース前に、本当にそれでいいのかどうか、ちょっと不安になってきたので、せめてもの対策(?)としてレースのイメトレを行ってみることにした。
今日は久しぶりの土曜休日だし、土曜恒例のロングランも行っていないので、時間がたっぷりあったから、家でイメトレするには、もってこいの1日なのだ。
巷に溢れているフルマラソン本に対して、「ハーフマラソン専用」の戦術書というのは、殆ど見かけないけれど、でも、大丈夫。
今は、Webに情報が溢れているし、さらに、僕には、強い味方があった。
月刊「ランナーズ」のバックナンバーだ。
もう6年も前の号になるけれど、しっかり残しておいてよかった。
12ページにも及ぶ、本格的なハーフマラソンの特集で、実に読み応えがある。
そう言えば、以前ハーフマラソンに出た時も、この特集は大いに参考になった気がする。
特集内容は、ランニングコーチによる、対談形式の解説、レース体験談、全国各地のハーフマラソン紹介など盛りだくさんで、もちろん、仙台国際ハーフも紹介されていた。
特に…。
前半かっとばす「ウサギ型ペース」と、後半ビルドアップする「カメ型ペース」ランナーの実践結果比較は、非常に興味深い考察。
フルマラソンのレースで、僕は、「前半かっとばす」などということをやったことがないけれど、ハーフならば、限界まで頑張ってみるのもありかなぁ…などと思ったりもした。
ハーフ前日、当日の過ごし方もしっかり掲載されていて、これは、まさに、タイムリーに参考になった。前日は…。
フルマラソン前日は、身体を休ませるためにも走るのは控えますが、ハーフの場合は、少し走った方が調整にもなっていいでしょう。
と、いうことなので、ちょっとこれから少し走っておこうと思う。
外は雨…だけれど、シャワーランになって、むしろ気持ちいい筈だし、明日のレース中も、雨の可能性があるからだ。
レースのイメトレは十分できたので、前日ランで気持ちを高めて、いざ、仙台に臨もう。
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