餃子ランナーは電子機器の夢を見るか?

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スマートフォンサイズ拡大が引き起こす、「歩きスマホ」問題の深刻化

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猫も杓子もスマートフォンを使う時代になった。

駅構内などは言うまでもなく、街なかでも、スマートフォンを見かけない日はない。

今や、「歩きスマホ」が社会問題になってきているほど。

僕自身、Googleマップで道を調べているときなど、つい「歩きスマホ」しそうになる*1から、あまり偉そうに言えない。

ただ、今日は、自戒をこめて書かせていただく。

この「歩きスマホ」については、もっと本気で規制をかけないと危ない時代になってきたように思うからだ。

朝のラッシュで賑わうターミナル駅の構内。誰も彼もが急いでいて、思い思いの方向に人が溢れる。

そんな中で、スマホを見ながら歩いている人がいる。あり得ない。

しかも、画面を眺めたり、タッチしているだけじゃなく、歩きながら入力までしている人がいるのだ。

まるで、こっちがよけるのが当たり前だとでもいうように、平然と。実に腹立たしい。

さらに危ないのは、「自転車スマホ」だ。

僕は、ランニング中、そんな自転車に、何度もぶつかりそうになったことがある。

以前のエントリーでも書いたけれど、これは本当に止めて欲しい。

自転車を漕ぎながら、スマホを見て、かつ、耳にはヘッドホン。

視覚も聴覚もガジェットに奪われたまま、どうしてまともな運転ができるというのだろう。ふざけるな。死にたいのか。

僕は、そういった輩を見るたびに、怒りが抑えきれなくなる。

実に大迷惑、かつ、犯罪に近い行為だと思っている。

それにしても、いったいいつからこんなことになってしまったのだろうと、僕は思う。 

ガラケーの時代は、こんなことはなかった。

駅での待ち時間など、画面を眺めている光景はよく見たが、こんなにも多くの人が、「歩きガラケー」(そんな言葉さえもない)をしてはいなかったからだ。

スマホ登場以降も、黎明期には、歩きスマホは殆ど見かけなかった。

では、なぜ、このような事態になってしまったのか。

ひとつには、スマホ画面のフルタッチ化が要因だと思う。

現状、物理キーボード搭載のスマートフォンが、ほぼ廃れ*2てしまい、フルタッチ端末ばかりになってしまったのが大きな要因。

いちいち両手でキーボードを打つ必要がないから、歩きながらでも、簡単に操作や入力が可能。

これが「歩きスマホ」を快適にさせている。

そして。

最近僕は、もうひとつの、そして、決定的な要因に気がついた。

これは、ガジェットサイズの拡大が引き起こしているのではあるまいか、と。

スマートフォンの画面サイズは、その登場以来、拡大する一方にある。

日本にiPhoneが上陸した10年前。「iPhone 3G」の液晶サイズは、3.5インチだった。

それが、モデルを経るごとに大きくなり、「iPhone X」の画面サイズは、なんと 5.8インチ。

iPhoneメインストリームの流れを汲む「iPhone 8」でも、 4.7インチにまで拡大している。

これはiPhoneに限ったことではなく、Android系の端末も、モデルチェンジを繰り返すたび、大型化が主流になっている。

単に画面サイズだけの問題じゃない。

端末の進化に伴い、解像度もアップしているため、スマホ黎明期に比べて、画面に表示できる情報量の差が歴然だ。

「画面が見やすい」「表示される情報量が多い」というのは、スマホの大型化、高性能化に伴うメリットだろう。

しかし、そのメリットゆえに、「歩きながらでも使いやすい」状態になってしまっているのが、僕は、歩きスマホ問題を深刻化させているのではないかと思う。

前述の、スマホを使いながら自転車を漕ぐなどと言う行為は、画面サイズが小さく、かつ、物理キー搭載のガラケー時代には、まずあり得なかった状況なので、まさに、大型化に伴う問題と言えまいか。

スマートフォンメーカー各社は、「大きいことはいいことだ」と言わんばかりに、その画面サイズを拡大し続けている。

そして、それが、当たり前のように受け入れられていく。怖い時代だ。

もちろん、スマートフォンそのものに罪はない。

ただ、そのサイズが拡大されるたび、「歩きスマホ」問題も深刻化していく筈だから、根本的な対策をかけるべき時なのではないかと思っている。 

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「歩きスマホ」を英語で言うと?: 時事語・新語で読み解く日米の現在 (小学館新書)

「歩きスマホ」を英語で言うと?: 時事語・新語で読み解く日米の現在 (小学館新書)

 

 

*1:すぐ、立ち止まって使うように心がけているが、完璧とは言えない。反省。

*2:BlackBerryの物理キーをこよなく愛し、使い続けている僕は、認めたくないのだけれど、事実には逆らえない(ノД`)


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