餃子ランナーは電子機器の夢を見るか?

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「大田原マラソンの日」に初めて知った、《3年間開催休止》の理由

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今日、11月23日は、勤労感謝の日。国民の祝日。

…と同時に、大田原マラソンの日、でもある。

通常、マラソン大会は、日曜開催となっているのが常で、だから、毎年、開催日が異なる。たまに土曜開催の大会もあるが、それも同様。

しかし、大田原マラソンは、違う。

《勤労感謝の日》固定の、祝日開催大会だから、毎年必ず、11月23日開催だった。

なぜ祝日固定になってしまったのか、経緯は不明だけれど、そのため、曜日に関係なく、週のど真ん中などにも開催される大会となっていた。

ある意味、わかりやすいとも言えるが、逆に、一般の社会人にとっては、「前泊しにくい」というデメリットもあったと思う。*1

そういった特異な大会ではあるものの、僕にとっては、思い出深い大会でもあった。

2012年の今日。

僕は、この大会に初めて出場し、自己ベスト&初のサブ3.5を達成することができたからだ。

現地へは、始発の新幹線で向かわなければならず、スケジュールは結構ハードだったのだが、いざ、着いてしまえば、快適のひとこと。

スペシャルドリンクを置くこともできるし、更衣室は広々としていたし、レース前は、競技場なども使うことができたからだ。

制限時間4時間という、若干厳しいレース条件ということもあり、淀みないペースで流れるのも走りやすかった。

あらゆる条件がプラスに働き、だからこそ僕は、自己ベスト&サブ3.5を達成できたのである。

僕は大いにこのレースが気に入って、翌年も出場。

順調にタイムも伸ばすことができた。

今から思えば、あの頃が、僕にとってのピークだったのかもしれないw

その後も僕は、毎年、このレースへの出場を目指したが、翌2014年は、11月の初旬に転倒事故を起こして、肋骨にヒビが入り…。

出場を自重。

翌2015年からは、仕事の関係で、僕はしばらくこのレースに出場できなくなる。

昨年は、久しぶりにエントリーをすることができたものの、8月に座骨神経痛を発症し、結局、ランネットのゆずれ~るシステムで、出場権を手放してしまった。

だから、いつかはリベンジをしなければ、と思っていたのだけれど…。

今年は、コロナ禍に伴って、春以降、ありとあらゆるレースが中止に追い込まれている。

僕は、それ以降ずっと、マラソンレースへのエントリーを見送っていたため、大田原マラソンのことも、すっかり忘れていた。

しかし、今日、大田原マラソンの日になってようやく、このレースのことを思い出したのだ。

「もしかして、バーチャルマラソンとかやっていたのかなぁ…。」と思いつつ、開催HPを確認し、そしてちょっと驚いた。

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大田原マラソン大会【公式】

なんと、今年から3年間も「休止」になってしまうのか。

いくらコロナ禍の影響があるとはいえ、休みすぎなんじゃないか…?と思ったが、それは全くの勘違いだった。

色々と調べてみると、この休止判断は、昨年の11月時点でなされていることがわかったからだ。

休止の大きな理由は、20年に東京五輪、21年にプレとちぎ国体、22年にとちぎ国体と3年間、大規模なスポーツイベントが重なること、となっていたが、それは表向きのことだろう。

昨年の大会は、定員割れをしており、経営的に難しくなったということが大きいのではないか。

とてもいい大会なのに、なぜ定員割れ…?と思ったが、それは、祝日固定開催というデメリットも少なくないだろう。

しかも、関東圏のマンモス大会である、つくばマラソンの開催時期と重なることもマイナス。

だから、3年後の再開にあたっては、開催時期の見直しも検討されているようだ。

ということは、今後、11月23日は、「大田原マラソンの日」ではなくなってしまうのかもしれない。

それはそれで、ちょっと寂しい。

*1:日曜開催ならば、土曜日に現地へ入って、会場近くへの宿泊も簡単だが、週の真ん中だったりすると、前泊するためには、休暇が必要になる。


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