昨日の日本列島は、軒並み平年を大きく上回る気温になった。
最高気温は軒並み20℃を超え、東京では23.8℃。
湿度も高いので、半袖Tシャツでも過ごせる陽気だった。
この時期は寒いぐらいになっている筈の仙台でも、23.9℃となっており、これは9月下旬並みの気温とのこと。
西日本では、25℃を超える地域もあり、11月中旬なのに「夏日」という状況になっている。
東京地方にしても、23.8℃なのだから、ほぼ「夏日」と言っていい。
僕は、今の日本を《灼熱列島》だと認識しているため、この時期に25℃ぐらいになろうが、今更驚かない。
ただそれを「夏日」と言われると、どうにも違和感を覚えてしまう。
今年は、6月から既に30℃超が当たり前の日々が続き、35℃超の「猛暑日」さえも頻発していた。
そのため、25℃ぐらいが、むしろ秋の気温なのではないかと思えてしまうからだ。
灼熱列島ニッポンにおいては、今後、11月でも日常的に25℃超になることがあり得るのだから、実態に即さない「夏日」などという用語は、廃止した方がいいと思う。
そんな日本列島も、今晩から週半ばにかけては、グッと気温が下がる見込み。
東京地方でも、最高気温が15℃程度となり、最低気温は10℃を下回る予報が出ている。
何のことはない。
単に「平年並み」になるだけのことなのだけれど、寒暖差があまりに大きいため、実際の気温以上に寒さを感じそうだ。
体調を崩しやすい時期になりそうなので、十分気をつけて過ごしていきたい。