スクロールでフルマラソンに挑戦?
記事タイトルだけだと、何のことやらよくわからなかったのだけれど、その内容を読んでみて納得。
なんと、Webコンテンツの長さが42.2kmに及んでおり、それをひたすらスクロールさせて、ゴールを目指す!というものだった。
記事によれば、このコンテンツは…。
モントリオールマラソンののスポンサーを務めるスポーツ用品店「Sports Experts」が、昨年制作したWebコンテンツとのこと。
僕は、スクロールで42km!というのがどういったものになるのか、あまりイメージできなかったので、実践してみることにした。
チャレンジ方法は、至って簡単。
The Sports Experts Scrolling MarathonのWebサイトにアクセスすると…。
すぐにこの画面が表示される。「CONTINUE」をクリック。
「GO」をクリック。
あとは、ただ、ひたすら、スクロールをし続けるだけ!だ。僕は、iPhoneを片手に、親指を酷使して、走り(?)を進めた。
道中では、走行距離(移動ピクセル数)、走行時間に加え、 さまざまなアドバイスや…。
応援メッセージも表示される。
進むごとに、画面の色が変わっていくのも、変化があって楽しい。
1km通過!
キロ3分、というハイペースで走って(?)は、いたものの、ちょっと親指が疲れてきたので、僕は、iPhoneでのチャレンジをやめ、母艦PCに切り替えることにした。
母艦PCならば、トラックボールでのスクロールができるため、親指スクロールよりは、楽だと思ったからだ。
iPhoneでの記録はリセットされてしまったので、リスタート。最初の1kmは、iPhoneでの記録とそれほど変わらなかったが…。
3km地点、8分56秒。
キロ3分を切っているので、わずかながら、iPhoneよりもスピードアップできている。
また、トラックボールをくるくる回す操作なので、親指スクロールより指が疲れない、というのも魅力だった。
5km通過!14分47秒。
ペースとしてはあまり変わらない。ボールをくるくる回す操作にもちょっと飽きてきた。
記事によると、画面左の線は標高を表しているとのことで、上り坂ではスクロールの難易度がUPするらしい。
ということは、下り坂では少し楽になるということだろうか…?
どのような仕組みで難易度を操作できるのか不明で、あまり実感はできなかった。
10km地点、通過!
通過時間は、28分18秒なので、若干スピードが上がっている。実際のマラソンと同様、呼吸が落ち着いてきた(?)ということだろうか。
ただ…。
トラックボール操作のおかげで、指の負担はそれほど大きくないとはいえ、それでも、やっぱりちょっと疲れたし、そもそも、少し飽きてきた。
メッセージが出たり、画面の色は変わったりするが、操作としては、ひたすら単調だからだ。
そして何より…これは、平日の朝、時間のない出勤前にやるようなもんじゃない!
ということで、僕は10kmでリタイア。実際のマラソンでは、これまでリタイアしたことがなかったので、ちょっと悔しいw
企画としては非常に面白いと思うし、フルマラソン距離を完走したら、どんな画面になるのか気になる。
いつか、ゆったり時間のとれる休日などあったら、またチャレンジしてみようと思う。