やっぱり、ちょっと寂しい。
今日は、サロマ湖ウルトラ100kmマラソン当日。
僕は、去年まで6年連続で出走していたので、今年参加できなかった寂しさが、あらためてこみ上げてくる。
昨年は、豪雨の中を不十分な装備で走ったこともあり、低体温症を発症。60km地点で無念のリタイアになってしまった。
だから今年は、リベンジの年になる筈、だったのだけれど、さまざまな事情が重なり、それは叶わなかった。
今年1月。
サロマのエントリーが開始された当時、僕は、諸般の事情で、《宿泊を伴う遠征旅行》の計画を立てられなかった。
とりあえずエントリーだけはしておいて、ダメだったらキャンセルする、という手もなくはなかったが、サロマの場合、交通手段や移動方法が限られるので、そういった点もあわせて押さえておくのが、非常に厳しかった。
また、身体の調子もガタガタで、1月のレースは全てDNS*1しているような状況。
精神的にも、肉体的にも、今年のサロマを走れると思えなかったのだ。
ということで、僕は断念することを決意した。
その後、僕を取り巻く環境は激動したが、今月あたりから、ようやく落ち着いてきた。身体も回復傾向で、普通に走れるようになってきている。
だから、もしも今月サロマに申し込めていたならば、間違いなく参加を決めていたろう。
しかし、もちろんそんなことは叶わなかったため、当日の今日、ブログを書いて気を紛らわせているところだ。
ただ…。
そうは言っても、ただ悶々としているだけじゃない。
今年、僕は、残念ながらサロマ出場が叶わなかったが、ラン仲間たちは、多数出場している。
毎年一緒に行っていた職場系の友人たち、SNS繋がりのランナー、そして、はてブロの皆さん。
それぞれに、皆、夜明け前から走り出している。
サロマ湖ウルトラの公式Webサイトでは、応援ナビが提供されているので、それで検索して応援することもできるし、facebookのタイムラインなどには、友人たちの状況がリアルタイムで流れてくる。
このようなタイム情報や、レース中の写真なども随時提供される。
ここ2年間、サロマの当日は悪天候に見舞われてしまったが、今年はどうやらいい天気のようで、何よりだ。
ラン仲間の友人たちは、皆、とても楽しそうに走っていて、「あぁ、やっぱりサロマはいいなぁ」「走りたかったなぁ」という思いに浸ってしまう。
今日は、終日、ラン仲間たちの動向を追いながら、皆の快走を祈って過ごそう。
来年、サロマに復帰している(筈の)自分も夢見て。
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*1:Did Not Startの略。エントリーはしたけれど、何らかの事情で、出走しなかった場合のこと。