餃子ランナーは電子機器の夢を見るか?

ランと餃子とデジタルガジェット。ときどき、映画や雑誌の話。言いたいことを言い捨てるブログ。

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2017サッポロ餃子店巡り、1勝3敗(うち不戦敗2)の痛恨…。(前編)

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予習不足が、最大の敗因だった。

今回の札幌遠征では、北海道マラソンの前夜も、レース後も、 餃子店以外でのイベントが組まれていた。

だから僕は、餃子店にこだわらないつもりで、特に下調べをせずに、札幌入りした。

しかし、僕はやっぱり餃子ランナー。我慢できる筈などなかったのだ。

到着日である北海道マラソン前日は、JALのトラブルに遭遇したため、ラン仲間が待つ前夜祭には、少し遅れて到着。

前夜祭の店に餃子はなかったが、宴の終了後、ホテルへ向かう道すがら、「餃子の王将」があり…。

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こんな看板にかなり心が揺れた。

しかし、僕は前夜祭でかなり食べ過ぎており、レース前日の暴食は避けたかったので、何とかこらえることができた。

ただ、レース後となれば話は別。どんなに食べても呑んでも許される。それが、レース翌日の至福だ。

チームはてブロでの、最高すぎる青空打ち上げで、餃子をいただいたこともあり、僕の餃子熱に、さらに火がついた。

青空打ち上げ後、僕は、JR札幌駅へ。前夜祭メンバーとの打ち上げ会場に転戦した。

一次会は既に終了間際だったため、「二次会で餃子を!」と、僕はみんなを誘って繰り出すことに。

ただ、その当日の便で帰るメンバーもいたので、僕らには、あまり時間がなかった。

ここで、僕の予習不足が祟る。

札幌駅構内、或いは近隣で、「これは!」という餃子店をチェックできていなかったのだ。

慌ててWebでチェックした、ちょっとよさげな店は、日曜休業の店だったり、持ち帰り専門店だったりして、軒並みアウト。僕らは大いに困った。

ということで…。

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とりあえず、ここに行ってみることにした。

ラーメンと餃子は相性がいい筈なので、これだけラーメン店があれば、サイドメニューとして美味しい餃子もある筈だと思ったのだ。

しかし、いざ、そのフロアに行ってみると、メニューに餃子がなかったり、あっても平凡っぽいものだったりした店が多かったので消沈。

僕らは、どうしようかと迷ったが、1軒だけ、ちょっと気になる店があった。

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札幌ラーメン 白樺山荘

この店の、「パォギョーザ」というものだった。

ちょっと変わった感じがして面白そうだったので、ここに決め、入店。

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店内にもポスターが貼ってあり、一応、店では推しのメニューっぽかった。

およそ餃子っぽくないビジュアルではあるものの、僕は、「海老ニラ焼きまん」的なイメージを抱いて、少し期待を抱いていた。

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パォギョーザは、注文後、わずか数分で運ばれてきた。

あまりにも早く出てきたことや、ポスターよりも平板っぽいビジュアルに、ちょっと嫌な予感がしたが、いい方向に裏切られることを祈って、囓ってみると…。

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うーん。

具は、練り物風味で味わいがないし、皮も、さくさく感とはほど遠い。そもそも、いったいこれは、餃子なのだろうか…?と、思うような食べ物だった。

餃子でなく、「ギョーザ」。しかも「パォギョーザ」などという名前なのだから、本格的な味を期待する方が間違いだったかもしれない。

そもそも、この店はラーメンが売りの店なのだし、少しでも期待した僕が馬鹿だった。

ただ…。

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餃子と並んでポスター告知されていた「焼シューマイ」は、肉肉しくって、いい色に焼けて、なかなか美味しかったのだ。

それだけに、ちょっと残念…。

僕の餃子チョイスに期待してくれたラン仲間に対して、本当に申し訳ないことをしてしまった。

やっぱり、事前の下調べはしっかりしておかなければいけないよなぁ…と、深く反省。

店を出て、当日帰りのラン仲間を見送ったのち、僕は、翌日帰りのメンバーを誘って、すすきのまで繰り出した。

すすきのには、間違いなく美味しくて、しかも、日曜夜でも開いている店がある。

そこで、しっかりと美味しい餃子で口直しをしてもらおうと思ったのだ。

その名は、「香州」。

この店の餃子ならば、間違いなく、喜んでもらえる筈だった。

ということで、すすきの駅を降りると、僕は、勇んで店に向かった。

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到着!

店の灯りは煌々と輝いていた。よっしゃ、これでリベンジだ!

その時点では、まだ午後8時前だったし、僕は、何の心配もなく、美味しい餃子でリベンジできると思っていた。

ところが、店の入り口まで来て、僕は、呆然と立ち尽くすことになる。

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なんと…餃子売り切れorz

入店してから「売り切れですよ」と言われなかっただけマシなのかもしれないが、売り切れの事実は変わらない。

僕は、再度ラン仲間に深くお詫びした。そして、そのまま解散することに。

皆、ホテルは、すすきの周辺ということだったので、これ以上、僕の迷走につきあわせるわけにはいかない。

香州がダメだと、あらためて調べ直さなければいけないし、そこでまた外れだと、皆にさらなる迷惑をかけてしまうからだ。

ということで、僕は仲間と別れたものの、なんとなくすぐホテルに帰る気分にはなれなかった。

とうことで、モヤモヤした気分を抱えながら、狸小路商店街をぶらぶらと歩いていると、とある店の看板が目に留まった。

 

(以下、続く。) 

 

北海道 北の匠餃子バラエティーセット

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