ここは、一応（？）ランナーのブログだから、たまにはランニングの話でも書いておこう。
勝田全国マラソン出走断念後も、僕は、夜明け前にダラダラと走ってはいた。
しかし、練習をしていたわけじゃない。
単に《夜明けの星空が見たかっただけ》なので、毎日それをブログで書くというのもマンネリだ。
僕のブログは、そもそもマンネリの連続ではあるのだが、どうせマンネリ話を書くなら、餃子ネタを書きたいｗ
ということで、ランの話は書かなかったのである。
ただ、先日、久しぶりに皇居ランをしたので、そのことぐらいは書き残しておこう。
先週末、僕は、暗闇の中を走りだした。まずは、家から皇居までのロングラン。
実は、その1週前も皇居に行く予定だったのだけれど、途中で気が変わり…。
ひとり新宿シティハーフマラソンに変更。
これはこれで楽しかったが、今回こそは皇居に行こう！と思った。
ということで、皇居に到着。
いつものように、半蔵門で定点撮影を行った。
夜明け前の空には、今週も金星と木星が輝いていた。
この2つの星は、先月から、ずっと、夜明けの空で寄り添っている。
仲良きことは美しき哉、だ。
僕は、そんな美しさに見惚れながら、ぐるりと一周。再び、半蔵門で撮ってみた。
この時点でも、まだ夜明け前。
だから、殆ど変わらないように見えるかもしれないが、実は大きく違う。
金星と木星が、天空の高い位置に変わっている。どんどん登っていっているのだ。
もう少し経つと、新月直前の月ものぼり始める筈なので、それを期待しながら、僕は半蔵門を駆け下りた。
この時間の皇居外周はガラガラで、全く人気がない。時折すれ違うのは、警官だけ。
いつもなら、ランナーでごった返している二重橋あたりでも…。
こんな状況。
スピード練習でもなんでも、やりたい放題だ。（僕はやらなかったけどｗ）
ただ、ここからぐんと夜が明けてくる。
再び半蔵門に辿り着くと…。
空の色は、青から赤に変化。上空には、微かに金星が見えるだけ。
木星も、「細い月」も、朝焼けに紛れてしまったようで、確認できなかった。ちょっと残念。
さらにもう1周回ってくると…。
強烈な太陽が登場。主役交代の時間だ。
この時間帯…夜と朝の間の皇居ランは、1周走るごとに、情景が変わる。
その変化が楽しいので、ロングランをしても、飽きずに走ることが可能。実に素晴らしい。
この時間になると、皇居外周各所にあるランニングステーションなどもオープンするため、ランナーが一挙に増加。
二重橋あたりも賑わってきた。
これからは、爽やかな若者たちの、朝ランタイム。
疲れたオッサンは退場しよう。
まぁ、なんだかんだで30km走れたし、それなりの練習にはなったんじゃないかと思う。
【蛇足】
「夜と朝のあいだに」と言えば。
この歌は有名だけど…。
こんな歌があったとは知らなかった。
エレカシ版は、タイトルが同じ*1というだけで、ピーター版とは全然曲調が違う。でも、いかにもエレカシっぽくて、素敵な歌。
amazon music unlimitedなら、どっちもすぐに聴くことができる。いい時代になったものだ。
ここで、僕はふと思った。
アレクサに、「《夜と朝のあいだに》をかけて」とリクエストしたら、いったいどっちをかけてくれるんだろう？
と言うことで、実践してみたら、ピーター版がかかった。
アレクサは、懐メロがお好きなようだw
*1:正確に言うと、エレカシ版には「…」がついているので、2つは異なる。でも、発音してしまえば同じｗ
