これは、スマートフォンの革命だ。
そう思えるほど魅惑的なガジェットが発表された。
その名は、AQUOS R6。
シャープのハイエンドスマホシリーズ、最新モデルの登場である。
最近のスマホは、カメラ性能を向上させるため、三眼、四眼のカメラを搭載しているものが増えてきた。
AQUOSシリーズにおいても、R6の前モデルとなるR5Gは、4眼カメラを搭載していた。
しかし今回、シャープは、カメラ部分を一新。
ライカ社との共同開発により、なんと、超大型の1インチセンサーカメラを搭載したのである。
何より、カメラ部分の見た目が格好いい。
これはもう、スマホじゃない。高品質のデジタルカメラそのものではないか。
カメラ部分に刻まれたLEICAの文字が眩しい。
AQUOS R5Gの標準カメラに対して、センサー面積は、なんと5倍に。
4眼だったR5Gに比べて、カメラの数はぐっと減ったが、それを補って余りあるといわんばかりの革新だ。
ライカ製の「ズミクロン」レンズを採用。
ズミクロンとは、ライカ レンズ群のうち、 小型軽量なF2レンズのこと。その技術を、AQUOS R5専用に再現したというのだから、自信のほどが窺える。
AQUOS Rシリーズの最新作だけあって、素晴らしいのはカメラだけじゃない。
世界初の1Hz-240Hzで駆動するPro IGZO OLED、AQUOS史上最大の5,000mAhバッテリ、世界最大サイズの3D超音波指紋センサーを搭載。
CPUもRAMも、現役モデルの中ではトップクラス。もちろん防水防塵。
最新の性能と技術が盛り込まれた、「すべてにおいて最強」のモデルなのだ。
価格については未定(今日発表)だが、おそらく15万円程度にはなるだろう。
しかし、それだけの価値が十分にあるスマートフォンだと思う。
そんな魅力的なスマホなのだけれど、現時点で、ひとつだけ残念なことがある。
docomo版と、SoftBank版のモデルしか発表されていないことだ。
AQUOS R5Gの時は、au版もあったのだけれど、今回はラインナップに含まれていない。何か、大人の事情が発生したのだろうか。
個人的に残念なのは、SIMフリー版が発表されなかったこと。
こういった最強モデルこそ、SIMフリー版を使いたいという人は多いと思うんだけれどなぁ…。
今後、追加でSIMフリー版が発表になることを願うばかりだ。