餃子ランナーは電子機器の夢を見るか?

ランと餃子とデジタルガジェット。ときどき、映画や雑誌の話。言いたいことを言い捨てるブログ。

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満月から太陽へ。復活のバトンが渡った!荒川河川敷ラン

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時を遡ること1ヶ月前。

僕は、月蝕のスーパームーンが撮りたくて、珍しくナイトランを行った。

この時点までは良かったのだけれど、僕はちょっと調子に乗った。

その翌日。夜明け前。

月蝕のブラッドムーンと比較する写真を撮りたくなり、また撮影に出かけたのだ。

月の見通しが良い場所まで、気持ちよく走って、望遠カメラで撮影開始。

この時、僕は、月に見とれてしまったあまり、足下が疎かになり、その結果、大きなアクシデントに遭遇する。

転倒…。

なんと左手首を骨折。全治6週間との診断を受けた。

自業自得としか言えないのだけれど、僕は目の前が真っ暗になったことを覚えている。

ただ、この時に治療してもらった整形外科医の先生が、ランニングに非常に理解のある人だったことが大きな救い。

僕の東京マラソン出場を踏まえ、最大限に協力をしてくれた。

左腕はギプス状態になったものの、「走れるならば走っても問題ない」という診断をいただいたので、僕は、リハビリランとして、できる限り走った。

東京マラソンの2週前には、「自宅近所10km→皇居ラン15km→河川敷ラン20km」を実施。

3日間かけて、《フル距離以上》を走ることで、何とかぎりぎり東京マラソンへの出走体制を整えられたことを思い出す。

その後、酸素カプセル効果などがあったせいか、怪我の回復が思ったより早く、僕は、東京マラソン3日前に、ギプスを外してもらって、レースに臨んだ。 

結果、完走できて、本当に嬉しかったし、僕にとっては、忘れられない思い出となった。

ただ…。

東京マラソンこそ完走したものの、個人的には、「これで終われない」という気持ちはあった。

激痛鍼の効果もあって、座骨神経痛はかなり治まってきたし、骨折からの回復も時間の問題。

となれば、僕には、やらなければならないことがある。

今週半ば、僕はそう決心した。

僕は、週末の天気が悪くならないことを祈りながら、軽いジョグで調整。

天に願いが通じたのか、今日は好天になったため、僕は、夜明け前からランニングへ繰り出すことにした。

そう。

今日は、「あの時」以来、初めて満月あけを迎える日だったからだ。

あの時の悪夢を振り払うためには、やはり、満月の下で「無事に」走り終える必要がある。

そう思いながら、僕はここに佇んでいた。

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荒川河川敷だ。

僕の、いつものスタートライン、荒川大橋から見た情景。

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満月は、あの時と同じように美しく輝いていた。

今日も、夜明け前はとても寒かったけれど、あの時ほどではなかったし、足下に十分気をつけながら撮影をしたので、気持ちよく綺麗な写真が撮れた。

脚も、腕も大丈夫。僕は、荒川下流方面に向けてゆるりと走り出す。

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江北橋下。いつもの定点撮影だ。

3週間前、ギプスをしながら走った時は、同じような時間でも、まだ真っ暗だったが、今日は、空が青く、赤くなり始めていた。

あぁ、夜明けが早くなってきたんだなぁ…と実感。

そう言えば、あの時は、スカイツリー越しに、新月間近の有明月や土星が見えたんだなぁ…ということを思い出す。

しかし、今日の月は反対方向にあり、しかも満月。

いつも思うことだけれど、日々変わりゆく天体の移ろいは、とても素敵だ。

それからしばらく走っていくと、荒川越しに…。

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太陽が昇ってきた!

朝焼けを引き連れながら、何とも美しい情景。僕は、走りながら、しばらく見惚れてしまった。

走り始めてから10km地点で引き返すと…。

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朝焼けに照らされながら、満月は沈みかけていた。

月から太陽へ。天空でバトンが渡る瞬間だ。

そんな情景を見て走りながら、僕も、復活の手応えを感じていた。辛かった夜の日々が終わり、これからは明るい朝がやってくる。

昨日までの僕から、今日の僕へ。「骨折」ランナーから「復活」ランナーへ。

僕にもバトンが渡ったと信じよう。

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スタート地点に戻る頃には、太陽はすっかり登って、眩しいぐらいの日差しになっていた。

とっても気持ちよく走れた、夜明け前からの20kmラン。

まだまだスピードは出せないし、ベストにも程遠いけれど、焦ることはない。もう、僕は、バトンを受けとったのだ。(…と信じている。)

これから、じっくりと立て直していきたい。


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