2013年の年末。
僕は、かねてからの念願だったGALAXY Note IIをゲットした。
このスマートフォンは、2012年の11月16日の発売だから、僕がそれをゲットした時には、既に後継機の「GALAXY Note 3」が登場していた。
しかし、まだまだその時点では十分に現役のスペックだったし、超激安でゲットでき、本当に嬉しかったことを思い出す。
時は流れて、いつの間にか、GALAXY Noteのバージョンは、10に到達している。
日本で発売されたGALAXY Note 10+は、Android™9 OSを初期搭載しているが、 Note IIのOSは4.3。
サポートはとっくに切れており、使えなくなったアプリも多い。
だから、実用的な利用はかなり厳しくなっているのだけれど、僕は、今でも絶賛活用中。
電子書籍、こと、Kindleリーダーとしては、僕の所有しているガジェット群の中で、ダントツに便利だと思うからだ。
僕は、Kindleの専用リーダーであるPaperwhiteを持っているし、iPhoneやiPad ProのKindleアプリも活用している。
ただ、Paperwhiteは白黒画面だから、小説やコミック類を読むのは便利でも、ビジュアル系の本やカラー版の本には向かない。
通勤時の満員電車などで読書をする場合、iPhone SEの液晶(4インチ)は小さすぎるし、iPad Pro(10.5インチ)は大きすぎる。
もうひとつのメイン機であるBlackBerry KEY2は、その筐体は大きくても、キーボード搭載の分、液晶はそれほど広くなく、4.5インチ止まり。
そこで、GALAXY Note IIの登場となるわけだ。
液晶サイズは5.5インチ。
iPhone 8 Plusと同等だから、今時のスマホとしては、ごく標準的なサイズ(もはやちょっと小さいかも)と言える。
ただ、僕のメイン機はiPhone SEなので、非常に大きく感じるし、そのため、こと、読書においては実に快適。
大きいとは言っても、片手に収まるサイズだから、満員電車の中でも簡単に操作が可能だ。
そして、Kindleアプリを使う分には、端末の古さなど、まるで気にならない。
僕は、現在、洋書の多読トレーニングを行っているのだけれど、その際も、GALAXY Note IIの素晴らしさを実感している。
KindleアプリのAndroid版では、Wordwiseという注釈機能*1を利用することができ、これが英語学習においては、実に便利だからだ。
このWordwise機能は、なぜかiOS版のKindleアプリには搭載されていないため、AndroidスマホであるGALAXY Note IIが必然のチョイスとなる。
洋書だけを読むのであれば、Kindle Paperwhiteという選択肢もあるが、多読に疲れて、気分を切り替えたい時に困る。
しかし、GALAXY Note IIならば…。
こういった、レイアウト固定型のカラーコンテンツも、気軽に楽しめる。
読んでも読んでも終わらない、大好きな本である「村上さんのところ」も、カラーのワンポイントイラストで癒やされる。
とにかく、僕にとって、GALAXY Note IIは最高の電子書籍リーダーなのだ。
今時のAndroidスマホを持っている人にとっては、「何を今更…」ということかもしれない。
しかし、7年前のスマホであっても、利用目的を《特化》させれば、まだまだ十分使えるということが、僕にとっては、大きな財産だ。
あの時、GALAXY Note IIをゲットして、本当に良かった。
*1:Kindle洋書の文章中に出てきた難解な英単語を簡単な同義語で言い換えてくれる機能。