昨年夏。
史上最強のradiko録音アプリだった「らくらじ2」がアップデートされ、radikoの利用が不可になってしまった。
利用不可の理由は、radiko側からの要請というものだったが、僕は大きく衝撃を受けたことを思い出す。
ただ、アプリをアップデートしなければ、引き続きradikoを録音できたため、僕はそのまま旧バージョンを使い続けてきた。
とはいえ、radiko側から何らかの対策が行われる可能性もあり、常に不安を抱えていたのも事実。
いざ「らくらじ2」が使えなくなった時のための《保険》として、僕は、PCで利用する「ラジ録13」も購入した。
これはこれで悪くなかったのだけれど、やっぱり「らくらじ2」が素晴らしすぎて、結局「らくらじ2」に戻ってしまった。
そのいきさつについては、昨年末の記事で書いたとおりだ。
そんな感じで、だましだましではあるものの、僕は快適なradikoライフを送っていた。
ところが、悪夢は突然訪れた。
昨日の朝。
僕はいつものように「らくらじ2」で予約録音していた番組を聴いて走り出そうとした。
火曜の朝は、録りためた番組が満載で胸が躍る。
「ヤーレンズのダダダ団!」「ミルクボーイの煩悩の塊」「伊集院光の深夜の馬鹿力」
どれも最高に好きな番組ばかりだ。
さぁ、どれから聴こうかと思い、「らくらじ2」を開いてみたのだけれど…。
何も録音されていない!
僕は大いに驚いて、アプリを何度も確認したが、ライブラリの中には、どれも含まれていなかった。
予約リストの中からは消えているのに、なぜライブラリにファイルがないのだ。
予約漏れか?いや、絶対にそんなことはない、と思いつつ僕は、再度録音を試みた。
「らくらじ2」では、番組表から録音したい番組を選ぶと、一定時間広告が流れ、その後、録音が始まる仕組みになっている。
昨日も、広告動画の表示まではいつもの通り行われた。
しかし…。
その後、いつまで経っても録音が始まることはなかった。
僕は何度も何度も録音操作を繰り返したが、何度やっても結果は同じ。
広告動画ばかりを見させられる羽目になってしまったのだ。
僕は、走る気力もなくなり、このアクシデントの原因を探ることに決めて、SNSを確認すると…すぐにわかった。
どうやら、1/26にradiko側でなんらかの仕様変更があり、外部アプリでの「タイムフリー録音」への道が塞がれてしまったようだ。
その影響は、「らくらじ2」だけでなく、「ラジ録13」にも波及。
「ラジ録13」の販売元である、マグノリアの公式Webサイトには、大々的な注意喚起の告知が掲載されていた。
「2026/01/26のradiko.jp様の仕様変更による影響」と書かれていることから、radiko側での対策により、アプリでのフリー録音ができなくなってしまったことが確定。
「現在技術的な調査と対応を行っている」とも書かれているため、アップデートで対応してくれそうな気もする。
しかし、去年radiko側が「らくらじ2」に行った(radiko録音を不可にする)対応要請を、この「ラジ録13」にも行う可能性があるから、安心はできない。
結局、radikoはradikoで聴くしかない!…という結末になってしまったら、いやはやなんとも切なすぎる。
今回規制が生じたと思われるのは、radikoのタイムフリー機能(及びそれを前提とした予約機能)のみ。
外部アプリでも、リアルタイムでの録音は可能となっている。
ただそれは、番組に合わせて録音を開始しなければならず、しかも番組終了と同時に停止させなければならない*1。
僕は、聴きたい番組をリアルタイムチェックできる余裕がないから、それは無理だ。
もちろん、予約録音できるポータブルラジオを使えば、radikoの制約に縛られることはない。
しかし、radikoの普及に伴って、こういったポータブルラジオはほとんど姿を消している上、「電波の届く番組しか録音できない」という難点がある。
そう。
ポータブルラジオの場合、東京に住む僕は、関西ABCラジオの番組を聴くことができないのだ。
「ヤーレンズのダダダ団!」も「ミルクボーイの煩悩の塊」も、録音不能となってしまう。
僕はそれが、どうにもこうにもやりきれない。
radikoの普及によって、ラジオ番組の聴取は飛躍的に便利になった。
タイムフリーやエリアフリーの概念も、「radikoだからこそ」実現した機能だ。
だからradikoには感謝しているのだけれど、いざそういった便利さを知ってしまった今は、もうradikoのない時代には戻れない。
だから僕は大いに悩んでいるのだ。あぁ。
【続報】(2026.2.2)

*1:停めない場合は、永遠にその局の番組を録音し続けることになる。


