運命のメールは、昨日届いた。
そのタイトルは、「Your 2020 TCS New York City Marathon Application」となっており、ワクワクしながら僕はそれを開いたのだけれど…。
語学力のない僕でも、その結果はすぐに読み取れた。
昨年のエントリー同様、たった1文字の英単語が、僕に厳しい現実をつきつけてくれたからだ。
Unfortunately,
このひとことが全て。
そう。僕は、今年も運がなかったのである。
この結果を受けて、マイページのインフォメーションも更新されていた。
Not Accepted…
僕は、このレースに受け入れられなかったのである。
ニューヨークシティマラソンは、その抽選倍率が元々高い上に、今年は、第50回の記念大会でもあったから、期待する方が無理…だったかもしれない。
一縷の望みをかけて、僕は夢を抱いていたのだけれど、やはり現実は厳しかった。
メールには、「But don't give up your dream」とも書かれているが、それは、チャリティ枠やツアー枠での参加であり、どちらもべらぼうに資金がかかる。
となると、やはり、今の僕にはとても手が出ない。
この春は、コロナウイルスによる影響に加え、個人的な問題も発生し、レースへの参加は、ほぼ絶望的な状況。
だから、秋への逆襲に賭けていたんだけれどなぁ…。無念だ。