餃子ランナーは電子機器の夢を見るか?

ランと餃子とデジタルガジェット。ときどき、映画や雑誌の話。言いたいことを言い捨てるブログ。

ランと餃子とデジタルガジェット。ときどき、映画や将棋の話。言いたいことを言い捨てるブログ。

スポンサーリンク

「トキワ荘マンガミュージアム」に行ってきた!…のに「松葉」で餃ビーできなかった痛恨

スポンサーリンク

古き良き、昭和の記憶が甦る。

トキワ荘マンガミュージアムは、まさにそんな夢空間だった。

僕は、心地良い余韻に浸りながら、次の目的地に向かった。

f:id:ICHIZO:20200722032515j:plain

トキワ荘ミュージアムの近辺には、ゆかりの地がたくさんあるが、僕が目指していたのは…。

f:id:ICHIZO:20200722032640j:plain

この店。中華料理「松葉」だ。

かつて、トキワ荘に住んでいた漫画家たちが愛した店。

藤子不二雄先生の作品に登場する《ラーメン大好き小池さん》が、かじりついていたラーメンは、この店のものがモデルになっている。

だから僕は、トキワ荘帰りには、この店に絶対立ち寄って、餃ビーすると決めていたのだ。

この店は、トキワ荘マンガミュージアムから数分もかからない場所にある。

僕は、ミュージアムの余韻が残っているうちに、餃ビーで気分を高めようと、店に急いだ。

時刻はまだ5時過ぎ。

夕食時間にはまだ早いから、ピークの前で空いている筈、と思ったのだけれど…。

f:id:ICHIZO:20200722034029j:plain

店の入口では、女性の方が掃除をしてい`た。

暖簾はかかっているものの、何だかちょっと様子が変だ。僕は、思わず近寄って聞いてみる。

「今、入れますでしょうか?」

すると…

その女性はこう答えた。

「すみません。本日は、もう売り切れました。」

え、え、え?

僕は耳を疑った。

これから、夕方の《かき入れ時》だというのに、もう、売り切れ?そんなことがあり得るのか??

しかし、それは事実だった。

掃除をしていた女性は、おかみさんだったらしく、戸惑っていた僕に詳しい状況を教えてくださった。

「ミュージアムがオープンしてから、お客さんが凄くて…。」とのこと。

これは、あとで知った情報なのだけれど、僕が訪れた7月19日は、日曜日ということもあり、特に忙しかったようだ。

この記事によると、同日、午後1時には20人超の行列となっており、午後2時過ぎには、店の扉に、売り切れを示す貼り紙が掲示されていたとのこと。

そう。

確かに貼り紙はあった。

僕は、おかみさんと話をさせていただいたあと、それを確認している。

f:id:ICHIZO:20200722035148j:plain

完売のお知らせは、藤子不二雄A先生の漫画の横に、しっかりと掲示されていた。

それを見ながら、僕は自分の甘さを悔やんだ。

ミュージアムは、まだ開館したばかりであり、初めてこの地を訪れる人も多い筈。

そんな人たちが、食事をする場合、やっぱり、(僕と同様)漫画家たちのゆかりの店へ行きたくなるに決まっている。

だから、この「松葉」が行列になるのは必然だし、料理が完売するのも必定と言える。

そんなことにも気がつかない僕は、あまりに甘かった。甘すぎた。自分のバカさ加減が、どうにもこうにも恨めしい。

そして僕は、頂点まで高まっていた《餃ビー気分》を、いったいどうやって納めればよいか、悩ましくなった。

ということで、とりあえず、この街を彷徨ってみることにした。

(以下、続くw)


マラソン・ジョギングランキングへ