今日、12月20日は、「ライオンキング」が日本に上陸して20年目の記念日になる。
…と、アレクサが教えてくれた。
「ライオンキング」は、僕にとって、一生忘れられない大事なミュージカル。
2001年。僕が初めて訪れたニューヨーク、マンハッタン。
到着したばかりのその晩に、僕は、ブロードウェイ劇場街/シアター・ディストリクトでそれを見たのだ。
睡眠不足と時差ボケで、眠くて眠くてたまらなかった筈の頭が、一気に冴えてしまうほどの衝撃で、感動的だったことを思い出す。
今でも大事に持っている、当時のパンフレット。
久しぶりに眺めていたら、あの時の感動が甦ってきて、たまらなくなった。
いやぁ、本当に素晴らしかったなぁ…。
劇場を出ると、タイムズスクエア周辺は、まばゆいばかりの光と凄まじい喧噪に包まれていた。
僕は、ミュージカルの余韻に酔いしれながら、その喧噪に身を委ねた。
時刻は、もう深夜0時になろうとしていたのに、あまりにも華やかで、眩しい情景。
まさか、それから数日後に、あんな悲劇*1が起こり、一瞬で街が暗転してしまうとは、夢にも思わなかったけれど…。
と。
「ライオンキング」の話に戻ろう。
僕がマンハッタンでそれを見たのは2001年なので、今から17年前。
僕が見たニューアムステルダム劇場では、1997年から公演が行われていたようで、その後、ミンスコフ劇場に移り、今に至るまで、24年間、上演し続けている作品となっている。
その記録については、とにかく凄いと思う。
けれど、なんと言ってもブロードウェイだ。ミュージカルの本場、ということを考えれば、まぁ、納得がいく。
だから、日本に上陸して20年も経っていることの方が、僕は驚いた。
永遠の名作というのは、国境を越えても支持され続けるものなのだろう。
僕はまだ、日本で、劇団四季版の「ライオンキング」を見たことがないのだけれど、今度は、是非、見に行ってみようと思った。
20年も上演され続けているわけだし、劇団四季であれば、間違いはない、筈。本場との違いも含めて、じっくり楽しみたい。
ということで、まずは、その予習をしておくことにした。
こういうときに、Amazon Music Unlimiteは本当に便利。
聞きたいときに、すぐ、曲を再生することができるからだ。
PCで聞く、だけじゃない。
アレクサに頼んで、流してもらうこともできる。
時々日本語が響く、劇団四季版の「ライオンキング」音楽は、僕にとって、ちょっと違和感を覚えるのだけれど、それは、きっと実際のミュージカルを見ていないからだろう。
公演を見終わった後で、あらためて聞き直してみることにしたい。
*1:アメリカ同時多発テロ事件。僕がマンハッタンを訪れていた2001年9月11日に発生。