施設もコスパも申し分ない、都内屈指の大人気温泉施設「さやの湯処」
僕は先月、20年ぶりに行って酔いしれた。
温泉帰りには、近隣にある町中華「丸福」で、絶品のしっとり炒飯&餃ビーを満喫。
最高の1日を過ごした。
そんな快楽がどうしても忘れられず、僕は、先週ふたたび「さやの湯処」に出かけた。
前回は20年ぶりの訪問だったのに、今回は2週間ぶり。
それぐらい僕は感動してしまったのだ。
「さやの湯処」は、今回もやっぱり素晴らしく、僕は至福の気分で2時間を過ごした。
施設を出たのは、午前11時すぎ。
お腹をたっぷり空かせていたし、喉も乾いていたので、身体は完全に《餃ビー待ち》状態だった。
もう一度「丸福」に行こうかとも思ったのだけれど、せっかくならば新規の店も開拓したい。
ということで、Geminiに「さやの湯の近所で最高の餃ビーができる店」という条件で尋ねてみた。
すると…。
いの一番におすすめされたのは、やっぱり「丸福」だったが、もう一軒、「吉祥軒」にも行ってみるべき、というアドバイスをもらった。
吉祥軒!
僕はその店名を見て驚いた。
板橋地区では屈指の「絶品チャーハンを出す町中華」として、評判の店ではないか。
餃子も結構美味しいという噂だったので、僕は以前から気になっていたのだ。
しかし、どこの駅からも遠い住宅街の中にあり、しかも、絶品チャーハンは、1日10食限定ということだったため、「どうせ行っても食べられない」と思っていたからだ。
Geminiによると、そんな店が「さやの湯処」からはすぐに行けるという。
土地勘のない僕は、本当か?と思ったが、それは事実だった。
「さやの湯処」からは、わずか数百メートル。しかも一本道で迷わず行ける。
開店時刻は11時半だったので、開店前に余裕で着くから、それならば限定チャーハンも食べられる!
これは行くしかないではないか。
ということで、温泉上がりの上気した気分で、のんびり一本道を歩いていくと…。

見つけた!
僕が店の前に着いたのは、11時25分。
開店5分前だったから行列も覚悟していたけれど、待ち人はなし。
まさか臨時休業か?
と心配したけれど、シャッターも半分開いていたし大丈夫だろうと判断して待った。
ほどなく僕の後ろに常連らしき人が数人並び、ほっと一安心。
11時半と同時にシャッターが開いた。

カウンターに案内されたので、僕はその片隅に座る。
店内は、カウンターのほか、テーブル席が3つ程度と、店の奥には小上がりもあった。

僕がこの写真を撮った時はまだ空いていたが、店を出るときには、常連らしき人たちであっという間に埋まってしまっていた。
やっぱり地元の人気店なのだ。

メニューの価格は、全般的にちょっと高め。
1,000円を切る料理はわずかしかなく、看板料理の炒飯はシンプルなものでも1,100円する。
餃子も800円だから、町中華としてはかなり強気の価格設定だ。
しかしそれでも人気なのだから、値段なりの価値はあるということなのだろう。

看板料理の炒飯は、やっぱり食数限定。
食べログの口コミでは「1日10食限定」とのことだったが、最近は「ランチ10食、午後10食」に変わったらしい。
いつも昼のうちになくなってしまうので、夜に来店した人も食べられるようにしたとのことだった。(店の女将さんが常連の人に話していた)
僕は、4種類の中から海老炒飯をチョイス。
もちろん、餃子とビールも合わせて注文。
炒飯は、餃子の後に出してもらうように頼んだ。
料理が出てくるまでの間、テーブルのメニューを眺めて過ごす。


メニューは極めてシンプルだった。
限定メニューである炒飯は、ここには記載されておらず、麺類と餃子、中華丼と天津丼のみ。
ただそれだけに、絞られたメニューの中身には大いに期待できる気がした。
そんなことを思いながら、ぼんやり待っていると…。

餃子が出てきた!

待望の餃ビーだ!
極上温泉の余韻が冷めやらない、僕の身体の五臓六腑に、冷たいビールが染み渡っていく。
幸せすぎてたまらない。

焼餃子は、肉がたっぷり詰まってボリュームたっぷり。
肉汁こそ出なかったが、口内に肉の旨味が溢れる、食べごたえのある餃子だった。
これならば、800円でもそう高くないと思えた。
そして。

海老炒飯登場!
僕は、思わずちょっとおののいてしまった。
凄いボリュームだったからだ。
一瞬、これは大盛りと間違えたのでは?と思ってしまったほど。
写真ではちょっとわかりにくいかもしれないが、中華お玉にパンパンに詰まった1玉分に加えて、さらにかなりの量のご飯が盛られている。

しかも、素揚げした大きな海老が6尾も入っていた。
いやはや、これは食べ切れないかも知れないぞ。
餃ビーだけでも、結構お腹に溜まり始めていたので、僕はちょっと怯えた。
海老炒飯の味は文句なし。
丸福のしっとり炒飯(これはこれで最高)とは異なり、こちらはパラパラタイプで、一粒一粒の米が大いに主張している。
味付けはシンプルだけれど、そのパラパラ具合がとにかく絶妙。
流石は限定炒飯を謳うだけのことはある。
海老もしっかり素揚げしてあって、これがまた実に美味しい。
この味で、しかもこのボリュームならば、1,300円という価格も納得だ。
ただ、いかんせん僕にとってはそのボリュームが壁だった。
食べても食べてもなくならないので、最後は胃が悲鳴を上げてしまったのである。
とにかくおいしいチャーハンだったから何とか完食できたけれど、普通ならばギブアップの量だった。
この日は夜まで胃が苦しかったことを思い出す。
今から考えれば…。
テイクアウトOKの店なのだから、半分は持ち帰るべきだった。
そうすれば、家でもまたじっくり堪能できたのになぁ…


