突発的東武東上線シリーズ、第二弾w
下板橋駅から、川越方面へ向かって1駅目の大山下車。
都内屈指の商店街である「ハッピーロード大山」を抜けきったところ。川越街道(国道254)沿いに、その店は存在している。
店の名は「華福」
外観がとっても派手な店なので、初めての人でも、すぐに見つけることができると思う。
本格的なベトナム料理、中華料理が味わえる店だ。
この店の凄いところは、その営業時間。
年中無休、午後5時から翌朝5時までの12時間通し営業なのである。
ランチタイムは営業していないのに、夕刻から早朝までまるまる営業。
深夜1時とか2時までぐらいの営業店は数々あるが、翌朝5時まで、週末も含めて営業している店というのはなかなかないので貴重。
始発電車まで、夜通し飲むことができるというのは、何とも素晴らしい。
これは僕の推測だけれど、この店は、ハッピーロード商店街で深夜まで飲んでいた(そしてまだ飲み足りない)人たちの受け皿になっているんじゃないかと思う。
他ならぬ僕にも、その経験がある。
もう10年以上も前。ハッピーロード内の店で激しく飲んだ後、この店を利用した記憶が残っている。
その際、いい印象を抱いたため、いつか必ず再訪しようと思っていた店だった。
最近は、歳のせいか、深夜まで飲むことは殆どなくなり、超朝型になってしまったのだけれど、そんな人間にとっても、こういった店は非常にありがたい。
「深夜遅く」という時間帯は、イコール「夜明け前」でもあるからだ。
ということで、先週末。夜明け前ランの途中で、僕は、この店に立ち寄ることを決めた。
店頭に掲げられている料理写真の数々を、しばし眺めてみる。
これだけ見ると、中華料理の店っぽいのだけれど…。
もう一方の掲示では、本格的なベトナム料理が並んでいる。
数々の生春巻があって、いかにもベトナムチック。「アボカドといくら入り生春巻」なんて、美味しいに決まっているので、かなり心が揺れた。
入店。
時刻は、午前4時前。最近は、夜明けが早くなってきているが、それでもまだ真っ暗な時間帯だ。
店内には、テーブルが沢山あり、数十人は入れる広さ。そんな中、客は僕ひとり。
タイミングの問題で、たまたまのことだと思うのだけれど、ちょっと不安になった。
しかし、店内にはまったりとしたベトナム音楽(?)が流れていて、すぐに落ち着く。
壁の各所には、三角笠が吊されていて、いかにもベトナム料理店らしい。
手書きで書かれたメニュー内容もちょっと独特。
ブンチャーは、若い頃、ベトナムで食べた時、ちょっと感動した記憶があるので、ちょっと心が惹かれた。
メニューにも、本格的なベトナム料理がズラリと並んでいた。
午前4時という時間帯に、こういった料理が普通に食べられるというのは、ちょっと凄いことではなかろうか。
ただ、僕は、目一杯食べるわけにはいかない状況だったので、グッと我慢。
中華料理メニューも充実。
一品料理は、ボリュームが結構あるようで、それぞれ(小)が用意されている。非常に良心的。お一人様にも優しい店だ。
海鮮料理、粥類、そして、点心類。
僕の目に、真っ先に飛び込んで来たのは、もちろん…。
これだった。
なんとも凄いビジュアルで、もう少しいい写真の撮り方はなかったのか?と思うが、それでも、立派な羽根つき餃子だということはわかる。
「自家製手作り!」というキャッチコピーもついており、店のオススメ料理にもなっているようだ。
僕は、10年以上前にこれを味わった記憶が、微かに残っている。
泥酔&満腹状態で食べたのに、いい印象を抱いたので、今回は、きっとそれ以上の満足感が得られる、筈。
注文するしかない!と思ったが、他のメニューも眺めてみて、迷いが生じた。
こっちの餃子も食べたかったからだ。
胃に余裕があれば、「両方」というのが、最適の選択肢なのだけれど、食後もしばらく走り続けることを考えると、それはちょっと負担になりそうな気がした。
ということで、今回僕が選んだのは…。
- 作者: ただりえこ,さかきしん,桑佳あさ,高倉あつこ,クワナ海,猫原ねんず,福丸やすこ,芋畑サリー・キタキ滝,岡井ハルコ,柘植文,みかみふみ,たかなししずえ,白樺鹿夜,中馬ちゅうきち,山川まち,グリコ,カワカミコマ,津月薫,にしだかな
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