このニュースには驚いた。
カルビーが、看板商品であるポテトチップスのパッケージを白黒に変更するというのだ。
中東情勢の緊迫化に伴うナフサ不足で、印刷インクの調達が不安定になっているとのこと。
これがカルビーだけの話であれば、売場では却って目立つ気もする。
ただ、中東情勢が正常化しない限り、今後他社も追随することは確実で、そうすると、売場の商品すべてが白黒になってしまうという未来もあり得そうだ。
さまざまな色が溢れるこの世界で、販売されている商品がすべて白黒になってしまったら、どういう気分になるのだろう。
そんなことをつらつら考えていたら、ふと、あることを思いついた。
たとえば、僕の生活に欠かせない《スマホの画面》がモノクロになったらどう感じるだろう…ということだ。
スマホ画面のモノクロ表示については、以前、ラジオ番組の企画*1で、ミルクボーイの駒場さんが1週間体験していた。
その時、「写真が全く面白くない。スマホを見る時間が大きく減った」と仰っていたので、いつか試してみようと思っていたのだ。
スマホ画面のモノクロ表示は、簡単に設定できる。
iPhoneであれば、「設定」>「アクセシビリティ」から、「画面表示とテキストサイズ」を選択。
スクロールすると、「カラーフィルタ」という項目があるので、そのスイッチをオンにし、「グレイスケール」を選択するだけだ。
僕のiPhone画面は、一瞬にしてモノクロバージョンに変わった。
いやはやなんとも味気ない。
ただ、これはまだいいのだ。
アイコンの区別がつきにくいという難点はあるものの、慣れればまだなんとかなりそうな気もする。
問題は、普段から頻繁に見ている画面の表示だった。
僕のブログは、こんな感じになってしまう。
タイトルバックやサムネがモノクロになってしまったことで、実につまらなそうに見える。
「カラーの時から面白くないだろ!」という声も聞こえてきそうだけれど、それはまぁ別の話だ。
スマートニュース。
気になる記事もいくつかあったのだけれど、モノクロなのでまったくそそられない。
ランニング記録も寂しい限りだ。
とりわけ切なくなったのが、やはり、写真フォルダ。
餃子が全く美味しそうに見えない!
最高の餃ビー写真が台無しだ。
やはり、普段カラーに慣れ切った僕にとっては、色のないスマホ画面は悲しいし、寂しかった。
僕はそんな思いに駆られ、30分程度でiPhoneをカラーに戻した。
実際は、世の中がすべてモノクロになるわけではなく、たとえすべてのパッケージが白黒になろうが、自然の緑はある。青はある。
餃子の色が白黒になることもない筈だ。
ただ、普段あまりにカラーに囲まれてしまっていると、日常に白黒のものが増えてくるのは、ちょっと違和感を覚えるかも知れない。

*1:ABCラジオ「ミルクボーイの火曜日やないか!」





