赤い衝撃、ふたたび。
iPhone7の時にも、少し心が揺らいだiPhoneのレッドバージョンが、iPhone8でも登場した。
今回も、7の時と同様に、(PRODUCT)RED™という冠がついている。
そう。
これは、Apple社が継続的に取り組んでいる、プロダクト(RED)の趣旨に賛同して発売される商品であり、Appleの公式サイトでも、その旨が告知されている。
Appleとして、非常に力を入れているプログラムの最新作なのである。
僕は、もともと赤い色のスマートフォンが大好きだということもあって、当然、気になった。
…が、今回も見送るつもりだった。
僕は、iPhone6以降のサイズアップをどうしても受け入れられず、5→5S→SEという路線を使い続けている。
一方、iPhone 8は、7の延長線上にある商品。
7の(PRODUCT)RED™バージョン購入を見送った以上、今回も華麗にスルーの予定…ではあったのだけれど、このビジュアルを見た時、再び心がぐらついた。
なんだか、少し懐かしい気持ちを覚えたからだ。
それは、7の(PRODUCT)RED™バージョン発売時には、感じなかった懐かしさだった。
それはいったいなぜだろう?と思い、ちょっと調べてみると、僕は、その理由に辿り着いた。
7のレッドバージョンにおいては、端末正面のベゼル(画面周囲の枠)が「白」だった。
折角背面が赤一色で鮮烈で格好いいのに、何だかおめでたい感じになってしまったなぁと思った記憶がある。
この時は、それで興味が薄れてしまったのだけれど、今回は、違った。
その理由は、ベゼルの色。今回は、それが「白」から「黒」に変更となっていたのである。
全面赤一色の方が、もっと格好いいのに…とは思ったが、個人的には、白よりも黒の方が断然気に入った。
紅白のおめでたさがなくなり、引き締まった感じがするし、僕がかつて愛した、このスマートフォンを彷彿させてくれたからだ。
あぁ、懐かしきDELL Streak Pro。
この端末は、液晶サイズ5インチ級のフルタッチ端末、ベゼルは黒、背面は赤一色なので…。
いわば、「なんちゃってiPhone 8(PRODUCT)RED™」と言えないこともない気がしたのだ。
全く違うよ!というツッコミが入りそうだけれど、僕にとっては、非常に思い入れがある端末なので、それに免じて許していただきたい。
お蔵入りさせてしまってから、もう数年以上になるが、かつては毎日持ち歩き、愛用していたAndroidスマートフォンだったのだ。
裏返してしまうと、iPhoneとは似ても似つかぬ端末になる。
DELLロゴの存在感が強烈すぎw
ただ、赤一色のインパクトは大きかったし、画面も見やすく、気に入っていた端末だった。
独自端子を使っているため、充電には一苦労*1するし、そもそも、バッテリがまだ生きているかどうか不明。
ただ、もしも復活できるなら、久しぶりに再利用してみたいと思う。
それで、iPhone 8(PRODUCT)RED™への物欲を抑えよう。
*1:少し探してみたのだけれど、今日は、専用の充電ケーブルが見つからなかった。