どうにもこうにも眠れない日が続いている。
今の情勢は、身体に免疫力をつける必要があるため、睡眠は非常に重要。
しかし、最近の僕は、深夜に目覚めてしまうと、どうしても、その後、眠れなくなってしまう。
ということで、先週は、そんな身体を持て余して、平日の早朝から皇居ランを敢行した。
早朝の皇居はガラガラで、「密閉」「密集」「密接」の三密とは無縁。
極上の《非密》ランだ。
この日は、ちょうどスーパームーンの日でもあったため、それを眺めながら走るのは、最高の気分だった。
なんだかんだで18kmラン。
不眠症気味の身体で、走りすぎなんじゃないか?と思ったが、それほど疲れは残らなかったし、健康維持になったと思う。
その翌日。
僕は、またしても未明に目が覚めてしまったため、ブログを書いたあと、時間を持て余し、気がつくと、ここに佇んでいた。
荒川河川敷だ。
この日も、まだ「スーパームーンの余韻」が残っていて、看板の後ろに、くっきりと月が輝いていた。
僕は、そんな月を眺めながら、下流に向かって走っていく。
河川敷に着いた時は、青かった空の色が、だんだんと白味がかってきて、そして、赤く染まった。
赤い光を醸し出しているのは、もちろん…。
太陽だ!
今日の主役は「月」じゃない、私だと言わんばかりの圧倒感。
《スーパーサン》とでも呼びたいぐらいの、大きな太陽が、朝の河川敷に昇った。
僕は、長年、夜明けの河川敷を走っているが、これほど素晴らしい太陽を見たのは初めてで、ちょっと感動してしまった。
江北橋下。いつもの僕の定点撮影スポットだ。
前日は、都心の神保町交差点から眺めたスカイツリー。都内の外れからも、それはしっかりと見えた。
僕は、ここで折り返し、朝日を浴びながら走り続けた。
この日は、風も殆どなく、それほど寒くもなく、ランニングするには絶好の陽気。
寝不足の状態で走り始めているため、最初は身体が気怠かったのだけれど、走っているうちに、気分も良くなってきた。
やっぱり、《ひみつ》ランは、最高の健康維持法だ。