北海道マラソンは、毎年8月下旬、灼熱の炎天下で開催される。
だからもちろん、完走後のビールは最高に旨い。
とりわけ、フィニッシュ地点の大通公園で、青空宴会をして呑むビールは格別だ。
正直、僕はそれが楽しみで毎年参加しているとも言えるほど、たまらない。
僕は、ビールの銘柄にそれほどこだわるたちではないが、せっかく北海道で呑むのだから、やっぱりサッポロビールがいい。
それも、北海道限定*1のサッポロクラシックを呑みたくなる。
僕は、常々そんな思いを抱いていたため、昨年の大会前にこのプレゼントが発表された時は、大いに興奮した。
なんと、完走者に対して、「サッポロクラシックロゴ」「Finisherマーク」のついた、特製のビールジョッキーがプレゼントされるというのだ。
僕は大いに歓喜したものの、その詳細内容を知って落ち込んだ。
完走者には、ビールジョッキがプレゼントされるものの、それは《先着5,000名》に限られていたからである。
出走者の完走タイムから想定すると、先着5,000名に入るためには、3時間50分以内…少なくともサブ4はクリアする必要がある。
だから、当時の僕の実力では*2、絶対このジョッキをゲットできないと落ち込んでいたのだ。
しかし、天は僕を見捨てなかった。
僕は、案の定、完走までに4時間半以上もかかり、這々の体でフィニッシュ後の大通公園をよたよたと歩いていたら…。
なんと…まだ、完走記念ジョッキが残っていたのである。
レース結果を確認してみると、僕の順位は7,000位ぐらいだったため、「先着5,000名」にはほど遠い。
しかし、この「先着5,000名」が、単なる先着ではなく、「先着し、サッポロビールのブースを訪れた人5,000名」だったことが、僕に、望外の至福をもたらしてくれた。
僕は圧倒的にタイムオーバーだったのだけれど、上位フィニッシュ者がこのブースに立ち寄らなかった恩恵で、夢にまで見たジョッキをゲットすることができた。
早速、そのジョッキを持って青空宴会の会場へ。
いやぁ、最高。本当に最高だったなぁ。
そんな完走記念ジョッキプレゼント企画が、今年も実施されると発表になった。
【完走記念✨特製ビールジョッキプレゼント🍻】
— 北海道マラソン (@HKDM2023) 2023年4月11日
前回大好評だったプレゼント企画を継続🎁
今年もマラソンコースを完走し、会場内サッポロビールブースにお越しいただいた方に、『特製ビールジョッキ』をプレゼントします(数量限定・配布方法は調整中)🍻✨ pic.twitter.com/hCgd3yjFq4
もちろんこれは朗報なのだけれど、その反面、不安な思いも抱いている。
去年の僕は、先着5,000名条件のタイム的に全然足りなかったのに、僥倖を得て、特製ビールジョッキをゲットできた。
しかし、そんな奇跡を2年連続で期待するのは難しいだろう。
昨年、ジョッキをもらい損ねたタイム上位者も、2年目となればしっかりとゲットしていく筈。
それ以上に問題なのは、昨年以上に僕の走力が落ちていること。
しかも今年は、ウェーブ制が導入されたから、第2ウェーブに入ってしまったら、上位者とのタイム差がさらに開いてしまう。
そうなったら、もう、ジョッキゲットは絶望的だ。
ただ、希望はある。
今年のプレゼント企画は、「配布方法調整中」となっているため、先着5,000名が対象とならない可能性が出てきた。
完走者全員にプレゼントなら万々歳なのだけれど、流石にそれはないだろうから、抽選…かなぁ。
となれば僕にもチャンスが出てくるが、逆に、抽選に外れたら、どんなに頑張ってもゲットできないという問題も残る。ちょっと心境は複雑だ。
個人的には、このジョッキを公式のフィニッシャー特典にして欲しいと思う。
フィニッシャータオルとの選択制にしてくれれば、タオルを選ぶ人も多い筈だから、いい感じで希望者に行き渡ると思うのだけれどなぁ。