餃子ランナーは電子機器の夢を見るか?

ランと餃子とデジタルガジェット。ときどき、映画や雑誌の話。言いたいことを言い捨てるブログ。

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「ホルモン屋の焼餃子@欽ちゃん」に感激!(2017サッポロ餃子店巡り…中編)

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(承前)

 なぜか、ビビッときた。f:id:ICHIZO:20170903195420j:plain

街頭に置かれていた、この案内看板の中に、「餃子」の文字はない。

しかも、僕は内臓類がまるで食べられないので、普段ならば、完全スルーの筈の店だ。

しかし、何だか妙に気になって、看板の反対側にある、店を見てみると…。

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のれんに「餃子」の文字があるじゃないか!

あぁ、僕の餃子レーダーは、まだ錆びついていなかった。そう思った僕は、とりあえず店への階段を上ることにした。

階段の途中には…。

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このような写真が掲示されていた。

ホルモン屋の焼餃子 六五〇円。

ちょっと高いような気がしたが、その美味しそうな写真を見たら、もう、後には戻れない。

入店。日曜の夜だというのに、店内は大賑わいで、人気店であることがわかった。

欽ちゃん | トップページ

店のWebサイトによると、店内はこんな感じ。

カウンターの隅が1席だけ空いていたので、そこに座ると、いきなり僕の目の前に、火のついた七輪が置かれた。

基本的にこの店はホルモン焼きの店なのだから、ごく自然なことなのかもしれないが、僕は一瞬戸惑った。

前述させていただいたように、僕は内臓類がまるで食べられないからだ。

しかし、ここでひるんではいけない、と思い直した。

ということで、「餃子1人前ください」と注文。さらに、炭酸水を頼んだ。

もちろんビールでも良かったのだけれど、青空打ち上げ以降、ビールばかり飲み過ぎていたので、餃子とともに「スカッ」とできるなら、アルコールなしでもいいかなぁと思えたのである。

待つこと、10分程度。 

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餃子来たーーーっつ。

こんがりとよく焼けた、ボリュームのある餃子だった。

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囓ってみると、肉汁が溢れた。

ホルモン屋の焼餃子…ではあるけれど、その肉はホルモンではなく、スタンダードな豚挽肉だった。*1

皮ももちもちで、とても美味しい。

餃子と一緒に、タレも運ばれてきたが、下味がしっかりついているので、タレなしでも十分美味しいと感じた。

美味しいなぁ、この店に出会えて良かったなぁ…と思いつつ、僕は餃子を1個1個味わっていると、店員から声をかけられた。

「あの…七輪は、お使いにならないでしょうか?」とのことだった。

どうやら、僕の隣のカウンター席が空いて、新しい客に変わったので、僕が使わないのなら、七輪を流用したいようだ。

僕は、ホルモンを食べないにも関わらず、目の前に七輪が置かれてしまっていることに、ちょっと引け目を感じていたから、渡りに船。

店員に不要であることを告げると、めでたく(?)七輪は隣へ移動。隣の客は、早速、その上でホルモン類を焼き始めた。

店内をあらためて見渡すと、一人客も、団体客も、皆、七輪の上で、楽しく焼肉を堪能している。

焼き餃子も看板メニューのひとつなのだし、餃子だけの注文はNGと書かれていたわけでもないのだけれど、僕の場違い感は半端じゃなかった。

僕は、できればもう餃子を1人前注文したかったが、流石にそこまで図々しくはなれず、長居して店の迷惑にならぬよう、これで退去することにした。

会計。

店員曰く…。「480円です。」とのこと。

これにはちょっと驚愕。ん?焼餃子は650円じゃなかったのか?炭酸水の代金は?と思ったが、間違ってはいないようだった。

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店には、このような案内も掲げられていたからだ。

あの味、ボリュームで、480円ならば悪くない。しかも、炭酸水は無料、さらに内税。なんだかちょっと申し訳ないと思うぐらいの安さ。

ホルモン類も、安くて(きっと)美味しいのだろうから、繁盛しているのも当然だなぁ…と思いながら店を出た。

帰京後、店のWebサイトをつらつらと眺めていると、このようなページを発見。

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欽ちゃん | 欽ちゃんの美味しい食べ方

ホルモンのタレで食べる餃子!

ならば、今回餃子と一緒についてきたタレは、ホルモンのタレだったのだろうか。

恥ずかしながら、僕は、それに全く気がつかなかった。餃子に下味がしっかりついていたため、タレをあまりつけずに味わってしまったが、ごく普通の酢醤油だったような気がしたんだけれどなぁ…。*2

そして、その価格を見てさらに驚いた。

6個480円…というのは僕が食べた価格と同じだったが、なんと、15個980円と併記されていたからだ。断然得じゃないか!

もしも再訪できた時は、15個注文しよう!と思いつつ、読み進めていくと…。

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「冷めた餃子は七輪で」と書かれていて、膝を打った。

タレといい、七輪といい、まさに、ホルモン焼きとコラボレーションしている餃子なのだなぁと、感心したのである。

やっぱり、この店に行くならば、ホルモンを食べ、その旨みが溶け出したタレをつけて餃子を食べるべきなのだ。

そして、ホルモンと一緒に、七輪で餃子も焼くのが、ひとつの醍醐味なのだ。

今度この店を訪問するときまでには、ひとつくらいホルモン料理も食べられるようになるべく、特訓するかなぁ…。

(以下、続く。) 

 

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*1:あとで考えてみると、店的には、具がホルモンである可能性も十分あって、それだと僕は食べられなかったのに、なぜか僕は、その可能性を全く思いついていなかった。

*2:僕は餃子しか注文していないので、僕の場合「だけ」は酢醤油だったという可能性も否定できない。


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