先月半ばに鑑賞。
既に、2週間近く経ってしまったのだけれど、なんとなく書く気がおきなくて、エントリーが漏れていた。
ロードショーも終了してしまったため、今更にもほどがあるけれど、個人的な備忘録として、残しておくことにしたい。
鑑賞前の期待は、非常に大きかった。なんと言っても、この予告編が、とても魅力的だったからだ。
冒頭から、2001年の911アメリカ同時多発テロ事件の映像が流れる。
この物語は、その事件に対する、アメリカ最初の反撃だと言う。
そんな重要な決戦なのに、「5万人VS12人」というのは何故なんだ。アメリカ兵士が、なぜ12人だけ…?しかも、馬だけで…?
どう考えても勝てるわけがない。
僕は、頭の中に疑問が渦巻いて仕方がなかった。
実話ベースの映画ということなのだけれど、僕は、そんな事実を知らなかったので、これは見に行くしかない、と思った。
2001年の、あの日、あの時、現地で911を体験した者として。そして、昔から馬には特別な思い入れを感じてきた者として。
だから、大いに期待して、劇場に足を運んだのだけれど…。
その内容は、僕の予想とは大きく異なるものだった。
2時間以上退屈せずに見ることができたので、つまらない映画だとは思わない。
ただ…。
911との関係性は希薄に思えたし、実際、相手と戦っているのは、12人だけじゃないし、馬が主役でもないような…。
そんなことを考えてしまって、どうにもモヤモヤが残る映画だった。
まぁ、もともと僕は、戦争系の映画が好きではない、というのがあるのかもしれないけれど。