6月10日。
雑節の入梅にタイミングを合わせるかのように、関東甲信地方の梅雨入りが発表された。
東京地方は、それから数日すっきりしない天気が続き、今日もまた、午後から雨が降っている。
雨の日はちょっと憂鬱だけれど、まぁ、梅雨なんだから仕方ない。
しばらくはまだ、こんな天気が続くのだろうかと思いながら、来週の天気予報を眺めてみたら、驚愕。
どこが梅雨なんだよ!
17日の予報なんて、猛暑日じゃないか。
ギラギラ真っ赤な太陽のマークを見ていたら、思わず目眩がした。
梅雨の中休みなんて表現で誤魔化すな!これはもう真夏だ。
ただ…。
よく考えれば、これは今年始まった現象じゃない。
近年は、梅雨入りしても雨が続くことはあまりなくて、猛暑の合間、たまに雨が降るだけという日々が続いていたのだった。
僕は毎年、そんな状況を嘆いていた癖に、どうして忘れていたんだろう。
僕が子どもの頃は、もっと、四季も梅雨もはっきり存在していて、「春→梅雨→夏」という流れだった。
しかし今は、「短い春→夏→夏→もしかして梅雨?→夏→夏…」という夏地獄が続く。
梅雨の存在感は薄れるばかりだ。
下手に「梅雨」などと言われるから、「まだ梅雨なのに、猛暑日って何なんだ!」と余計に腹立たしさが募る。
形式だけの梅雨入りなら、もう、なくしてしまっていいんじゃなかろうか。



