ついにこの日が来てしまったか…という思いだ。
僕が、「言い捨ての小部屋」というタイトルで、はてなダイアリーを書き始めたのは、忘れもしない、2004年11月20日。
もう13年も前の秋だ。
当時、まだ、僕はとても若く、競馬に夢中だった。まだ、たった1kmだって走ろうなんて思ってもみなかった頃。
「スマートフォン、何それ?」と言われるような時代。iPhoneなど、影も形もなかったような時代。
そんな時代、僕は、とにかくスマートフォンに惚れ込み、海外からさまざまなガジェットを個人輸入していたりしていた。
数あるブログサービスの中から、はてなダイアリーを選んだことが、僕にとって、大きな運命だったし、幸福だった。
はてなダイアリーを通じて、たくさんのモバイル仲間と出会うことができたからだ。
こんな本も買って、わくわくしながら、毎日書き綴っていたことを思い出す。
その後、僕はランニングと出会って、競馬をすっかりやらなくなるなど、数多くの変化はあったけれど、モバイルと餃子ネタなどを中心に延々と書き続けていた。
しかし…。
昨年3月。
僕は突然思いついて、はてなダイアリーから決別した。
なぜ移転したかということについては、このエントリーで書いたから繰り返さないけれど、結果的には、はてなブログに移転してよかったと思う。
断然ブログは更新しやすくなったし、たくさんのラン仲間とも繋がることができたからだ。
「言い捨ての小部屋」時代に書いた日記も、自動的に、このブログにリダイレクトされているから、一見、僕は、ここで13年も書き続けているように見える。
しかし、僕がブログを書き始めるきっかけを作ってくれたのは、「はてなブログ」じゃなく、「はてなダイアリー」だった。*1
だから、そんなブログサービスの新規受付が終了してしまうのは、やはり寂しい。
はてなの運営側は、今でこそ、はてなダイアリーのサービス自体は継続されることを謳っているが、「新規受付終了=完全終了の一歩手前」であることは、明白。
だから、そう考えると、本当に感慨深く、少し寂しい。
サブアカウントのダイアリー(餃子人生w)には、まだ直接アクセス可能だった。
モバイル仲間に限定して公開し、餃子オフのお知らせなんかに使っていたんだよなぁ…。
現状は非公開状態になっているけれど、これをちょっとメンテナンスさせて、再生してみようかとも検討中。
*1:そもそも、僕がブログを書き始めた当時は、「はてなブログ」などなかった。