餃子ランナーは電子機器の夢を見るか?

ランと餃子とデジタルガジェット。ときどき、映画や雑誌の話。言いたいことを言い捨てるブログ。

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餃子超人オガサワラガクさん主催の「餃子ナイト」に参加!

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餃子好きであれば、絶対に見逃せないブログが2つある。

膨大な餃子コンテンツを誇る、正統派王道ブログの「東京餃子通信」と、もうひとつは…。

今夜も餃子とブギーバック

餃子超人のオガサワラガクさんによる、「今夜も餃子とブギーバック」だ。

僕は、なんとも小粋なタイトルに惹かれて読み始めた時から、その魅力にハマってしまった。

餃子に対する表現力が半端ではなく、かつ、ユーモアセンスも抜群なので、とにかく面白い。

そしてもちろん、餃子に対する愛が溢れている。

あぁ、こんな表現ができたらなぁ…こんな文章が書けたらなぁ…。

僕は、いつもそう思いながら、このブログを読んでいた。

残念ながら、最近あまりブログはあまり更新されていないのだけれど、コンテンツは、Instagramにアップされ続けている。

https://www.instagram.com/kebab/

Instagramの場でも、その面白さは健在なので、僕はもちろんフォローして愛読中だ。

餃子超人のオガサワラガクさんは、餃子を「食べる」だけではなく、「作る」人でもある。

今週、4月11日。

そんなガクさんが餃子を作って焼くイベント《餃子ナイト》が行われることとなった。

 
 
 
 
 
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開催場所は、池尻大橋にある若者向けストリートバー「LOBBY」。

僕のような野暮ったいオッサンにとっては、ちょっと敷居が高かった。

しかし、ガクさんの作った餃子が食べられるとなれば、やっぱりこれは行かずにいられない。

イベントの開催は19時からだったが、逸る気持ちを抑えきれず、その30分前に到着すると、誰も並んでいなかった。

当然まだ開店前だったので、入口の写真だけ撮って近所をぶらぶらし、19時5分前に戻ってくると…。

若者たちの大行列になっていた。

僕は一瞬、おとなしく並んでいなかったことを悔やんだが、常連の方々に先駆けて入るのも気が引けたので、「まぁ、入れればいいや」と思い直した。

入店。

店内は、スタンディングとなるカウンターと、壁際の丸テーブル席。

店の奥にもテーブル席、そして、2Fには団体向けの席があるようだ。

それらの席はあっという間に埋まり、店の前にも行列が残っていたので、少し遅れていたら、1巡目で入れないところだった。

僕は、ホッとしてカウンターの場所を確保。

店員から、「まず何か飲み物を注文して欲しい。」と言われたので、クラフトビールを選んだ。

僕の前に、《餃子ナイト》のチラシが配布された。

焼餃子が3種類。

  • (A)キャベツがおいしい餃子
  • (B)パンチのある餃子を大葉と
  • (C)旨みたっぷりのラム餃子

僕は、迷うことなく3種類をまとめて注文した。

どれも美味しいに決まっているし、並んでいた人数を考えると、提供までに時間がかかることは確実だからだ。

実際、3種類が出てくるまでにはとても時間がかかった。

(B)などは、あっという間に完売してしまったようなので、この決断は正解。

待ち時間はとても長かったけれど、僕は全く退屈しなかった。

僕が選んだカウンターの場所からは、餃子超人のガクさんが調理をする風景を、ずっと見ていることができたからだ。

ガクさんは、たったひとりで3種類(水餃子も含めると4種類)の餃子を作り続けていた。

黄金色に焼かれた餃子。いやはや美しい。

そのとりわけまで行っているのだから、いやはやこれは大変だ。(この作業については、後にバーのスタッフに引き継がれていた。)

入店後20分ぐらい経ったろうか。

クラフトビールが2本目に突入した頃…。

メニューナンバーB「パンチのある餃子を大葉と」がやってきた。

しっかり焼かれた餃子の焼き色も、傍らに添えられた大葉の彩りも、実に美しい。

ちょっと小ぶりな筐体ではあるが、具がパンパンに詰まっていて、見かけより食べ応えがある。

具にはしっかりと味がついていて、口内に肉汁が溢れる。

確かにこれは、パンチのある餃子だ。肉の旨みを十分に引き出しながら、野菜の甘みもしっかりと備えている。

大葉で包み込むように食べるのが、これまた最高。

いやぁこれは、実にレベルの高い餃子だ。

それから10分ぐらい経過。2番目の餃子がやってきた。

メニューナンバーA。「キャベツがおいしい餃子」の登場だ。

B(大葉餃子)と同じように作られているようだったのだけれど、実際は、皮の食感が全く違っていた。

いやぁ、もう、この、カリカリ感が絶妙すぎる!

こんがりと焦げた皮のクリスピーっぷりが、最高の食感を醸し出しているのだ。

具の食感も素晴らしい。

ザクザクのキャベツが、これまた魅惑的な食感で、クリスピーな皮と見事に調和している。

僕は、餃子の食感にこだわるたちなので、この餃子にはノックアウトされてしまった。

それからさらに20分経った頃ぐらいだろうか。

メニューナンバーC。「旨みたっぷりのラム餃子」がやってきた。

黄金色に焼けて、もちもち感を感じさせる皮。これまた違ったタイプの餃子だ。

囓ってみると、確かに、その名の通り、ラムの旨みがたっぷり詰まった餃子だった。

一緒についてきた《ゴマだれ》が、その旨さをさらに引き立ててくれる。

皮の食感は、見た目通りにもちもちで、大葉餃子やラム餃子と異なっていた。

もちろんこれも最高だ。

流石、餃子超人オガサワラガクさん特製の餃子だけあって、三種三様、どれも申し分のない味わいだった。

もう一皿づつくらい注文したかったし、水餃子も食べたかったのだけれど、それは叶わなかった。

入店客全員が餃子を注文しているというのに、餃子を焼けるコンロは2つだけ。

しかもガクさんが孤軍奮闘している状態なので、その提供までにはかなりの時間を要するからだ。

どんなに待っても、待つだけの価値はある餃子なのだけれど、僕は翌朝が早く起きなければいけない(まぁ、勝手に起きちゃうんだけど)こともあったので、断念。

会計の際、ガクさんから「ありがとうございます」と、声をかけていただいた。

めちゃめちゃ忙しい状態だったのに、写真撮影も快諾していただき、感謝感激。

店を出ると、若者たちの行列ができていた。

僕の「場違い」感は否めなかったのだけれど、でも、参加してよかった。

餃子好きであれば、絶対に後悔しない、最高のイベントだったからだ。

またいつか開催されたら、今度は、餃子好きの友人を誘って訪れたい。


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