ニューヨークシティマラソンの事務局から、こんなメールが届いていた。
「 2022 TCS New York City Marathonのエントリーが始まっているが、準備は完了しているか?」という呼びかけだった。
ニューヨークシティマラソンの一般参加部門は、東京マラソンなみの厳しい競争倍率となっており、滅多なことでは当たらない。
僕は、ここ数年申込を続けていたが、毎年落選の報を受け取っていた。
しかし、今年に限っては、そんな落胆を味わう必要がなかった。
僕は、昨年10月に這々の体でフィニッシュした、バーチャルニューヨークシティマラソンの完走賞として、「ニューヨークシティマラソン2022の出走権」をゲットしていたからだ。
今回届いたメールにおいても、その事実は証明されていた。
Learn more and claim your guaranteed entry today!(詳細を確認して、保証付きエントリを今すぐ請求してください。)
と書かれている。
このメールは3月10日に届いていたが、僕は、そんなに焦って登録する必要はないと思っていた。
エントリーは、もちろん英語での手続きになるため、語学力のない僕は、結構時間を要する。
だから、週末でもゆったり時間をとって登録するつもりだったのだ。
しかし昨日、メールの内容を詳しく読んでみると、そんなに安穏としていられないことが判明。
You can claim your guaranteed entry anytime until 11:59 p.m. ET on March 23 to run the 2022 TCS New York City Marathon .
僕のエントリー保証は、米国東部時間の3月23日までということが書かれていたからである。
そもそも、エントリー期間自体も3/23で終了。
日本のマラソン大会と比較すると、受付期間が非常に短いのである。
今週末に登録すれば一応間に合うが、あまり時間の余裕はない。僕は、自分のズボラさに自信がある(変な自信だw)ので、今週末になったら、エントリーを忘れてしまうかもしれない。
僕は、東京マラソン2021も、かすみがうらマラソン2022も、絶対に申し込むつもりだったのに、気がついたら締切となっていたので、今回も忘れてしまう可能性は十分ある。
思い立った時に済ませておかないと、その二の舞(というか三の舞というか)を踏みそうなので、昨晩、重い腰を上げてエントリーを始めた。
翻訳サイトなどの力を借りながら、確認と登録を進め…。
エントリー完了!
エントリーフィーの$295(約35,000円)は非常に高いが、11年前ツアー枠で参加した際は、取得手数料含みで60,000円以上とられたので、出走権を確保していた効果は大きいと言える。
自力出走権をゲットしたメリットは、これだけじゃない。
ツアー枠では、往復の交通費やホテル代など、トータルで60万以上かかった記憶があるが、今回は、その予算が大幅に削れる。
思い立ったが吉日ということで、僕は、一気にエアもホテルも確保した。(僕は、基本的にズボラだけれど、いざやろうと思うとこだわるタチなのだw)
往復のフライトは、JALの特典航空券で確保できたため、払った料金は、燃油サーチャージ(これが5万近くかかるのが納得いかないけど)代だけ。
ホテルも、以前宿泊経験のある、リーズナブルなところが確保できたので、ホッとしている。
さぁ、8年ぶりのニューヨーク。11年ぶり2回目のニューヨークシティマラソン。
準備はすっかり整った。胸が躍る。
あとは、コロナの変異株などが出現し、第X波が訪れないことを祈るばかりだ。