いったいなんなんだ、この暑さは。
今月中旬あたりから、最高気温は上昇していたけれど、とりわけ、昨日からの暑さは異常だ。
昨日は、東京でも、今年初めての真夏日となった。
去年は6月9日だったようなので、なんと2週間以上も早い。
まだ梅雨の気配さえも見えないというのに、異常すぎる。
そして今日も、予報ではこんな感じになっている。
オレンジが25℃以上(夏日)、赤は30℃以上(真夏日)。
日本列島が真っ赤に染まって、まるで蒸し風呂のようではないか。
こういう天気予報が外れることは(残念ながら)滅多にない。
案の定、今日の東京は、午前11時の段階で既に真夏日となった。
いやはや、本当に勘弁して欲しい。
天気予報によると、この猛暑、酷暑は明日まで続くようだ。
まだ、身体が暑さに慣れていないため、外出には十分な注意が必要だろう。
この暑さは、もちろん、ランナーにとっても非常に厳しい環境と言える。
しかし、こういった初夏の酷暑には、対策がある。
この時期、突然やってくる《酷暑》は、日中ぐんぐんと気温が上がるのが大きな特徴。
真夏の《酷暑》では、終日うだるような暑さとなり、夜も熱帯夜になったりするが、この時期は、違う。
朝晩は、一応気温が下がるのだ。
そう。だから、夜明け前ランならば、実は快適なのである。
夜ランでも良いと思うが、日が長い今の時期は、昼の暑さを引きずるため、夜明け前ほどは気温が下がらない。
だから、夜明けランのほうがオススメなのだ。
この時期は、日の出の時間も早い(今日の東京は4:29)ため、厳しいと思う人もいるかもしれない。
が、もしも快適なラン環境を得たいなら、努力する価値はある。
まぁ、僕は歳が歳なので、勝手に身体が起きてしまうのだけれどw
…ということで、今日は、お気に入りの公園に出向いて少し走ってきた。
公園に着いても、まだ空は薄暗く、天空には下弦の月が輝いていた。
この時間は全く暑くなく、風を受けると、涼しさを感じるほど、快適。僕は、やおら走り出す。
周回を重ねていると、夜が明けた。
1日の内で、もっとも気温が低くなる時間帯だ。実に快適。
太陽が完全に姿を見せてきたところで、今日のランは打ち止めにした。
こんなコースを、たんたんと、ぐるぐると周回。
Garminによると、気温は17℃とのこと。どうりで快適なわけだ。
気持ちよく走れたおかげで、鈍足の僕にしては、そんなに悪くないペース。いい練習になったと思う。
やっぱり5月の酷暑には、夜明けランが最適。超オススメだ。
しかし、そんな僕も、明日は…。
(以下、続く。)