今月号は、「ランニングマガジン クリール」も面白かった。
ランニングマガジンクリール 2017年 05 月号
「ランナーズ」同様、僕は、2010年の12月から定期購読中で、本棚の中には、読み切れなかったバックナンバーが揃っている。
「ランニングマガジン クリール」は、「ランナーズ」よりも誌面が厚く、広告が少なくて、記事もコラムも読み応えがある。
「ランナーズ」が、全ランナー向けの総合誌だとするなら、「クリール」は、一歩踏み込んで、ランに嵌まった人向けのマニア誌という印象。
戦術論やコラムなども充実しており、個人的には、「ランナーズ」よりも好きな雑誌だ。
巻頭特集は、「目標設定の前にやるべきこと」。
各種数値データなどをもとにした、理論的で読み応えのある新提案がなされていた。
「サブ4&サブ3.5」を目指す人のための新連載も開始。
毎月、そのシーズンに合ったトレーニングスケジュールが提案されるので、指示通りにトレーニングしていけば、目標を達成できる!という企画だ。
この企画は、これまでの号でも掲載されていたが、前号で一区切り。今月号からは、「eA式」*1という形でリスタートになった。
僕はこれまで読み流してしまうことが多かったのだけれど、新連載に伴い、今月号からは、この企画の流れに沿ってトレーニングしていこうかなぁと思った。
と、いうことで、ためになる戦術、トレーニング法が満載の誌面だったが、今号で僕が一番興味を惹かれたのは、そういった戦術面の記事ではなく…。
「春だ!マラニックしよう!」特集だった。
マラニックとは、「マラソン」と「ピクニック」をあわせた造語で、タイムやペースにこだわらず、日がな、好きなことをしながら走り続ける、というものだ。
スイーツ巡りからジャーニーラン試走まで。ということで、さまざまな形のマラニックが大々的に特集されていた。
誌面には、好きなものを食べ、景色などを楽しんで走る、達人マラニックランナーたちの体験談が掲載されており…。
おすすめマラニックコースガイドなども掲載されていた。
僕にとって、マラニックと言えば、なんと言っても餃子マラニックだ。
今を去ること5年前の3月。
中華街~品川までの30km。
丸一日走りながら、その道中8軒で、餃子を食べ続けた。さらに、走り終わった後の打ち上げも餃子w
いやはや、これが実に楽しいマラニックだった。
それからしばらく、餃子マラニックはご無沙汰していたが、去年は、2回敢行している。
新宿~大鳥居。3軒を巡った47km餃子マラニック。
そして…。
池袋~西八王子。5軒を巡った55km餃子マラニック。
どちらも、とても楽しかったのだけれど、早朝から発作的に行ったものなので、空いている店が少なかったのが難点。
今度は、昼からゆったりスタートし、計画もしっかり立てて、沢山の餃子店を巡りながら走りたい。
*1:会員制クラブチームe-Athletesが、全国のランナーに向けて15年以上にわたり展開しているマラソントレーニング法