突然の異変だった。
GARMIN 920 XTJ、Fitbit Charge 2とともに、僕の腕で「時計トリオ」を形成しているAmazfit Bip。
僕にとって、なくてはならない活動量計の画面が、突然、こんな表示になってしまったのである。
いったい何なんだ、これは。
僕は大いに驚いて、ボタンを押してみたりしたが、全く変わることはなかった。
充電器に繋いだり、しばらく放置をしてみたりしたが、効果なし。
同様の事態は出ていないかと、Webで検索をかけてみたりしたが、駄目だった。
もともと利用者がそれほど多くないガジェットなので、情報も少ないのである。
ということで、購入店に確認・修理依頼をするしかないと思ったのだけれど、ここで僕は困ってしまった。
僕はこれを、海外通販サイトのGearBest経由で個人輸入していたからだ。
Amazfit Bipは、日本の正規代理店経由でも販売されているため、それであれば代理店に相談できたのだけれど、僕の場合は、GearBestに問い合わせるしかない。
ということで、この謎画面を添付し、Webサイトでサポートに問い合わせてみたところ…。
Therefore we kindly ask you to follow these steps:
1.Please describe the problem with your item in details（what happened before this issue appears).
2.Please tell us what steps you have already taken to solve the issue.
3.Please give us the item code indicated on the outer package（kindly see the attachment for reference）.
4.Please tell us if you drop it by accident or fell it into water.
こんな回答が返ってきた。
簡単に要約すると…
- 「問題が生じる前の状況も含めて詳細説明せよ」
- 「問題解決ためにどんな対策を講じたか」
- 「商品コードを連絡せよ」
- 「落としたり水没させたりしていないか」
というようなことが書かれている。
これらについて、英語で回答するのも骨が折れる（翻訳ソフトに頼るけれどｗ）と思ったが、この後、さらに面倒なことが書かれていた。
5.Please reset it, then send us a clear video to show us the result in good lighting.
Ideally, the video should be clear and focused, under good lighting conditions, and taken at close and medium distance.
Please keep the attachment below 10MB and use any of these formats mp4,avi,mov,wmv,rm.
端末をリセットした上、その状況を、近距離と中距離のビデオに撮って送れ！というのだ。
しかも、それでもしも問題があるとなると、いったん中国に送り返さなければいけないらしい。
いやはや、そんな面倒なことをしていられるものか。
そもそも、リセットの方法からして不明。
本体右側面のボタンを長押しても、画面は一向に変わらない。リセットどころか、電源を切ることさえもできないのだ。
こういうガジェットの場合、大抵は《ボタン長押し》がリセットなんだけれどなぁ…。
かと言って、筐体の他部分に、リセットボタンやリセット用の穴があるわけでもなかった。
ということで僕は、一応リセットの方法だけでも、GearBestに確認してみるか…と思いながら、Amazfit Bipの画面を触っていたら、いきなり表示が変わった。
ん？なんだかよくわからない文字が書かれているぞ。
なんだこれは…と思って調べてみると、中国語で「確定」ということのようだった。
いずれにしても、何がどう確定なんだか、僕には全く意味不明だった。
何ひとつ確定なんかしてないじゃないか！
僕はちょっとイライラしながら、画面を触っていたら、今度はこんな画面になった。
おっ。これなら意味がわかる。
イラストは万国共通の概念。素晴らしい。腕時計とスマホアプリをペアリングしろ、ということだろう。
ということで、iPhoneにインストール済（数日前まではAmazfit Bipと普通にペアリングしていた）のアプリと並べてみる。
しばらくは、こんな感じでペアリングの準備をしていたのだけれど…。
結局、ペアリングさせることはできなかった。
何度やっても駄目。となると、Amazfit Bipのイラスト表示は、ペアリングを要求しているものではない、ということなのだろうか。
その後は、画面をいくらなぞっても、その表示が変わることはなく、僕は、再び袋小路に陥ってしまった。
GearBestとやりとりをするのも面倒だし、解決しなければ、中国へ返送したりする手間も厄介。
ただ、気に入っていたガジェットだから、このままお蔵入りにするのは悔しい。
予備機が欲しいとも思っていたので、国内版で購入し直すかなぁ…。
