餃子ランナーは電子機器の夢を見るか?

ランと餃子とデジタルガジェット。ときどき、映画や雑誌の話。言いたいことを言い捨てるブログ。

ランと餃子とデジタルガジェット。ときどき、映画や将棋の話。言いたいことを言い捨てるブログ。

スポンサーリンク

リピーター歓喜!「ボヘミアン・ラプソディ」3面マルチの《SCREEN X》《サウンドアゲアゲ応援》上映が凄すぎる!!

スポンサーリンク

数日経った今でも、感動の余韻がこみ上げてくる。

f:id:ICHIZO:20181230152458j:plain

僕が「ボヘミアン・ラプソディ」を見るのは、これで4回目。

何回見ても素晴らしい映画だが、今回は特に強烈だった。

僕は、4回目にして、最高の舞台に出会えた喜びに、その興奮が抑えきれない。

特筆すべきは、なんと言っても、画期的な《SCREEN X》という上映形態だ。

ユナイテッドシネマのWebサイト*1では、SCREEN Xについて、以下のように解説している。

正面のスクリーンに加え、両側面(壁面)にも映像が投影され、270度の視界すべてで映画を鑑賞することができ、映画の世界に自分の感覚が没入していくような臨場感を体験することができます。

ScreenX 視界の限界を超える270° 3画面ワイドオープンスクリーン - ユナイテッド・シネマ

 また、上映のイメージ画像なども紹介。

f:id:ICHIZO:20181230151844j:plain

f:id:ICHIZO:20181230151902j:plain

通常映画のスクリーンが、左右に広がったようなイメージになるため、全てのシーンでこの上映方式が合うとは限らない。

例えば、室内でのラブシーンなどにおいては不向きだろう。

だから、この上映方式は、臨場感を味わう場面においてのみ、使われる設定になっているようだ。

「ボヘミアン・ラプソディ」のSCREEN X上映にあたっても、次のような注意書きが書かれている。

3面スクリーンで上映されるのは本編中約30分です。最も効果的なシーンでお楽しみいただけます。

 約30分…。

そのうちの多くは、「あのシーン」で使われるだろうことが(リピーターなら)わかっていると思う。

あとはどういったところで使われるのだろう。そう思いながら、僕は鑑賞に臨んだ。

今回、僕には、もうひとつ、大きな楽しみがあった。

この日、僕が見に行った時間帯は、《SCREEN X》に加えて、「声出し・拍手・サイリウム(ペンライト)の持ち込み・コスプレが可能」の、応援上映回だったからである。

f:id:ICHIZO:20181230160615j:plain

しかも、「あの」ラスト21分は、サウンドアゲアゲという効果まで加わる。

想像しただけでたまらない。いやはや素晴らしいではないか。

実を言うと、僕にとって、「ボヘミアン・ラプソディ」の声出し応援上演は、これが初めではない。

11月中旬、2回目の鑑賞時、日比谷で《胸アツ応援上映》を見ているのだ。

ただ、この時は、まだ機が熟していなかったからなのか、日比谷という土地柄なのかわからないけれど、声を出している人が殆どおらず、拍子抜けしてしまった記憶がある。

しかし、今回は、上映時間も遅いし、SCREEN X効果や、サウンドアゲアゲ効果も見込めるので、きっと盛り上がる筈だ。

f:id:ICHIZO:20181230161827j:plain
ということで、僕は、期待のハードルを上げて、SCREEN X上映劇場の中に入った。

そして…。

実際の内容は、そのハードルをも大きく上回るものだった。

オープニングシーンで流れる「愛にすべてを」から、皆が一斉に歌い出し、さながら、コンサート会場の様相に。

これで盛り上がらなければ嘘だろう。

映画は、通常スクリーンでの上映で静かに始まったのだけれど、ストーリーがライブシーンになると、いきなり《SCREEN X》化。

いやはや、なんという迫力。かつてない体験だったので、僕は本当に驚いた。

その後も、演奏シーンを中心に《SCREEN X》が展開し、僕は、そのたびごとに興奮した。

まさにこれは、「ボヘミアン・ラプソディ」のための上映方式なんじゃないか、と思ったほど。

とりわけ素晴らしかったのは、やはり、ラスト21分。サウンドアゲアゲ効果に加えて、臨場感がハンパじゃなかった。

僕は、まるであの日のウェンブリー・スタジアムにいるかのような錯覚に陥った。

いや、きっと僕だけじゃないと思う。あの日、同じ劇場内にいた、皆が同じ思いを抱いていた筈だ。

ラスト21分以外においても、《応援上映》との相性は抜群だった。

クイーンの音楽世界を、SCREEN Xで堪能しながら、かつ、自分もその世界に参加できるからだ。

  • 「We Will Rock You」練習シーンの手拍子。
  • 「Love Of My Life」の静かなコーラス。
  • フレディの「エーーーーオ!!」に応えたコール。
  • 「Radio Ga Ga」での手拍子。
  • 手を振って「We Are The Champions」大合唱。

いやはや、なんという一体感だろう。最高すぎてたまらない。

これは、僕にとって一生忘れられない夜になる。

そう思いながら、僕は、エンドロールの「The Show Must Go On」まで歌い続けていた。

それぐらい素晴らしい《SCREEN X》なのだけれど、残念ながら、まだ日本では普及が進んでいない。

首都圏では、現状、ユナイテッドシネマのアクアシティお台場だけ。

しかし、もしも、「ボヘミアン・ラプソディ」のリピート鑑賞予定で、お台場に出向くことができる場所で生活している人であれば、夕飯を抜いてでも、出かける価値があると思う。

リピーターならば、絶対間違いなくのめり込める筈。

上映期間内に、僕も、是非もう1度見に行きたいと思う。

【耳より?情報】

SCREEN Xは、場内左右の壁にスクリーンが広がるため、前の方の席では、その全体が見渡しにくくなる。

その臨場感を、思う存分味わうためにも、できるだけ後ろの方の席…。

f:id:ICHIZO:20181230170219j:plain

K列か、L列がオススメだ。

Web予約でも後ろから埋まっていくようで、僕が鑑賞した回でも、L列は既に完売だった。

どうせ見に行くのであれば、できるだけ早く予約して、後ろの席をゲットしておきたい。

 

 

*1:現状、日本で《SCREEN X》の上映方式を取り入れているのは、ユナイテッドシネマだけ。


マラソン・ジョギングランキングへ