今年、2023年。
僕のランナーライフは、横浜港での「走り初め&初日の出ラン」で始まった。
今年も素晴らしい初日の出を拝めたことで、僕は、復活の年になると信じた。
ところが実際は、その日以来全く走れずにいる。
なんとなれば、またしても、忌まわしき腰痛が再発してしまったからだ。
昨年夏の北海道マラソン後、僕を襲った腰痛は、その後、回復しては再発を繰り返している。
今の症状は、昨年の一番苦しかった時(昨年のNYシティマラソン後)に比べれば、かなり軽い。
走らなければ全く痛まないので、日常生活は普通に過ごすことができるからだ。
だから僕は、ほどなく回復するものだと思ってきた。
しかし、毎日、夜明けの街に繰り出して、いざ、少しでも走ろうとすると…。
腰がズキズキ痛み出して、僕の心を折るのだ。
無理して走ると悪化させる懸念があるから、結局ランを諦めて、ウォーキングに切り替え。
そんなことを毎日繰り返しているうちに、僕の心は弱気になっていく。
「走らなければ問題ないのだから、別にいいじゃないか。」
「もう僕は、いい歳なんだから、限界なんだよ。」
「無理せず、誤魔化しながら過ごしていこう。」
そんなことを考え初めている自分がいる。
でも。
そんな弱気な自分を、もうひとりの自分が責めたてる。
もしもこのまま、ランニングをやめてしまったら…。
餃子ランナー失格だ!
という通告だ。
僕にとって、餃子とランは絶対に切り離せない。
今後も、美味しい餃子を食べ続けていくために、走れる身体に戻したい。
なんとかしなくちゃなぁ…。