フルマラソンを走るには、スタミナがいる。
そんな当たり前のことを、僕は3月の東京マラソンで痛感した。
ここ数年の状況を思えば、故障なく走りきれたのは収穫だけれど、後半のバテバテぶりが酷かった。
25kmを過ぎてからは、走っているより歩いている時間のほうが長かったのではないか。
そう思えるほど、僕のスタミナは尽きていた。
その原因はわかっている。もちろん練習不足、走行距離不足だ。
毎日3km~5kmをダラダラ走っているだけでは、スタミナはつかない。
もう少しまとまった距離を走らなければ。
だから僕は、先週末に少し長い距離を走ろうと思ったのである。
土曜日。
夜明けの皇居に繰り出して、12kmラン。
10km超の距離を「無理せず普通に」走ることが第一目標だったため、それをクリアできてホッとした。
この日に12kmで抑えたのは、皇居ランのお楽しみを先にとっておくということだけじゃなく、もうひとつの理由があった。
翌日の日曜日も走ることを決めていたからだ。
ということで、翌日は荒川河川敷へ。
新荒川大橋から河川敷に入ったのは、夜明け時刻の10分前。

空は赤みがかっていて、まもなく太陽が昇ってきそうな雰囲気を醸し出していた。
そこから下流へ向かって走っていくと…。

太陽が見えてきた!

日の出だ!
河川敷で朝日を拝むのは、元旦以来。
あの日は、初日の出を朝霞水門で見ようと決めて、僕は上流へと走った。
なんとかギリギリ間に合ったものの、分厚い雲に覆われて、太陽はなかなかその姿を見せてくれなかった。
極寒の中を震えながら1時間待って、ようやく拝めた初日の出。
いやぁ、あの時は本当にキツかったなぁ…。
だから今回は、すんなりと朝日が見られて、なんだか気分が高揚した。
これならば気分よく走り続けられるかもしれないぞ。
そんなことを思いながら、僕は淡々と下流へ。

江北橋下。僕の定点撮影スポットだ。
ここで折り返せば、10km程度のランになる。
最近はそのパターンが多かったのだけれど、この日はもう少し頑張れそうな気がした。
ということで、さらに2kmあまり走って折り返し。
帰路になると、ランナーの姿もちらほら見かけるようになってきた。
気温もぐんぐん上昇。
この日の東京は最高気温が23℃まで上がったが、僕が走っていた時刻はまだ涼しくて快適だった。
極寒の時期を除けば、夜明けランはやっぱり最高なんだよなぁ。

新荒川大橋まで戻ると、空はすっかり明るくなっていた。
これでもまだ朝6時台。いやぁ、日が長くなってきたものだ。

荒川河川敷で、久しぶりの15kmラン。
2日連続で10km超を走れたのは、いつ以来のことだろう。もう記憶にない。
前日の皇居ランと合わせて、週末で27kmも走れたのは大きな収穫だ。
これで少しでもスタミナが戻ってきてくれると嬉しいのだけれど。


