「エニタイムフィットネス」ジムの大きな魅力は、Anytime(いつでも)だけでなく、Anywhere(どこでも)使えること。
その店舗数は、とにかく多く、世界28の国と地域4,500以上の店舗をいつでも利用OK。
もちろん、日本国内での店舗数もズバ抜けており、47都道府県全てに出店。
都内各所にも多数の店舗があるため、僕は、ロードランの合間に立ち寄ってシャワーだけ使うなど、便利に利用させてもらっていた。
ところが…新型コロナウイルスの影響により、事態は大きく変わってきた。
まず、3月下旬にこのような掲示が開始。
メインで使っている店舗以外の自粛要請だ。
これは《強制》ではないのだけれど、入退館の記録はデータ管理されているから、こう言われるとちょっと利用しにくくなる。
さらに、小池知事の《週末外出自粛要請》を受けて…。
週末の臨時休館が始まった。
この頃になると、僕もようやく、新型コロナウイルスの怖さを理解できていたから、もちろん、自粛は当然だと思った。
しかしその後も、平日は通常営業が続いていたため、僕は、いったん休会しようかと考えていた。
現在の状況を考えると、とても、ジムを使う気分になれなかったからだ。
ただ、WebサイトのQ&Aで「休会」について読んで見ると、このように書かれていたので、ちょっと迷った。
Q: 休会したい時は、どうすればよいですか?
A: 所属店舗にて、休会手続き(「休会届」の提出)を行っていただきます。休会手続きの締切日は、「毎月10日」で、休会開始を希望する月の前月10日までのお手続きで、休会開始希望月の1日より1ヶ月単位で休会扱いとなります。
4月10日までに手続きをすると、5月から1ヶ月単位で休会可能という形。
4月に全く利用しなくても、4月分の料金はかかってしまう。しかも、10日までの「スタッフアワー*1」に、店舗で直接行く必要があり、Webなどでの手続きはNG。
さらに、休会期間中も休会費1,100円(税込)がかかってしまう。
僕は、それがなんだかとても理不尽に感じた。
もちろん、自己都合での休会であれば仕方がないと思うが、今回は、そうではない。
新型コロナウイルスの影響により、Anywhereでなくなり、週末利用も不能となっているのだから、特別措置があって然るべき、だと思ったのだ。
しかし、エニタイムフィットネスでは、その点に関してのアナウンスはされなかった。
そんな折、東京都を含む7都府県で緊急事態宣言が発令。
僕は、これでようやくホッとした。発令中は当然休館になるだろうから、それに伴い、会員の休会についても、特別措置が行われるものと思ったからだ。
実際、他のフィットネスジムは、宣言発効当日である昨日(8日)から、臨時休館となり、その期間の特別措置を打ち出していた。
しかし、なぜかエニタイムフィットネスでは、そのアナウンスがなく、昨日も普通に営業。
僕は、「まさかこのまま営業を続ける気なのか…。」と大いに困惑した。
そう思っているのは僕だけではないようで、Twitterでは店舗へのクレームが殺到、公式Webサイトはダウン状態。
いったいどうなるのかと思っていたら、昨日の夜になって、ようやく、この発表がなされた。
緊急事態宣言発令による「臨時休館のお知らせ」だ。
休館対象は、東京、神奈川、埼玉、千葉、大阪、兵庫、福岡の7都府県の全店。
休館期間は、4/9~4/24となっているが、これは延長になる可能性もありそう*2だ。
月会費については、4月分は通常通り請求されるものの、「5月月会費にて4月休館分を割り引きいたします。」となっている。
1ヶ月単位ではなく、日割りということだろうから、会費の全ては戻ってこないが、特別措置をとってもらえることに感謝。
休館となるのは、今日の10:00からということなので、この原稿を書いている今(午前4:00)はまだ営業中の筈。
ということで、念のため、確認してきたら…。
やっぱり開いていた。
ただ、入口には、このような貼り紙が貼られていた。
Webサイトでの案内通り、今日の10:00から休館となるようだ。
貼り紙には、月会費の割引案内なども掲示されていた。
先週、休会を届けを出していたら、《自己都合》扱いで、割引が得られないところだったため、慌てて手続きをしなくて良かった。
ズボラな性格もたまには役に立つw
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