上弦の月と下弦の月は、ともに半月(はんげつ)だけれど、その性格は全く異なる。
上弦の月は、新月から満月に向かう途中の月。
満月というクライマックスに向けて、1日ごとに膨らんでいく姿に、僕は「若さ」を感じる。
下弦の月は、満月から新月に向かう途中の月。
クライマックスを終えて、1日ごとに欠けていく姿に、僕は「老い」を感じる。
もちろん、月はあくまで月であって、実際の姿は不変。
単に《地球から見える》部分の姿が変わるだけなのだけれど…でも、そう思わずにいられない。
月の満ち欠けを人生にたとえたとき、僕の人生は、もう、下弦の月にさしかかっている筈だ。
そんなことを思ってしまうから、下弦の月には愛着がある。
下弦の月は、深夜に上り初めて、早朝の天空に輝き、真昼に沈む。
今の時期、早朝はもう陽射しが強くて、月の姿は確認しにくくなるから、その姿が見られるチャンスは、真夜中から明け方までのほんの短い時間しかない。
午前4時。
月はまだ上りきってはいなかった。
しかしあと1時間もすると日が昇ってきてしまうため、撮るなら今しかない。

撮れた!
高倍率ズームのカメラなら、クレーターまでしっかり撮れる筈なのだけれど…スマホではやはり、これが限界。
そもそもXiaomi 15 Ultraの月撮影モードは「スーパームーン」なのだから、ここまで欠けた月を撮るのは想定されていないのだ。
でも、個人的には、スマホ1つでこれだけ撮れれば十分満足。
ただひとつ誤算だったのは…。
下弦の月が昨日だったことw
3行ほど前までの文章を書いた後、月齢カレンダーを確認し直したところ、大きな勘違いをしていることに、今更気がついた。
ボケすぎだ。
まぁ、僕の人生も、「下弦の月」を越えてしまっているということなのだろうなw

