Xiaomi 15 Ultraは、僕の2025年ベストバイガジェットだ。
今年の3月に買ったばかりだから、まだまだ愛で続けるつもりだったのだけれど…そんな僕の心を揺るがすニュースが飛び込んで来た。
中国で、その後継機となるXiaomi 17 Ultraが発表されたのだ。
いずれ発売されることは理解していたけれど、まさかこんなすぐに出てくるとは思わなかったので、大いに驚いた。
Xiaomi 16 Ultraは発売されず、いきなり17 Ultraの発表となった*1ため、今年出たばかりの15 Ultraが、やたら古くさい機種のようになってしまったではないか。
勘弁して欲しい。
このXiaomi 17 Ultraでは、ディスプレイの大型化や薄型化、バッテリ容量のアップがなされている。
75mm-100mmの可変望遠に対応したことで、スマホカメラらしからぬスムーズな望遠撮影が可能になったのも大きなポイントだ。
何より魅力的なのは、《Leicaエディション》という特別なモデルがあること。
このLeicaエディションには、「メカニカル・マスターズームリング(物理回転リング)」という専用の機構が搭載されている。
カメラモジュール周囲に組み込まれた物理リングを回すことで、焦点距離やフォーカスを直感的に操作でき、画面を指で覆うことなく撮影に集中できるという仕組みだ。
いやはや、カメラスマホがますますカメラっぽくなって最高じゃないか!
しかも、カメラレンズの脇には、赤くカッコいいLeicaロゴまで入っている。
価格はノーマルモデルより2万以上高くなってしまうようだが、それでも大いに購買欲をそそられてしまう。
来年には、グローバル版や日本版も間違いなく発売されるだろうから、その時この《Leicaエディション》を見たら、我慢できないかもしれないなぁ…。
などと思いつつ、各ニュースサイトを巡りまくって、17 Ultraの情報を整理していたら、ちょっと心が冷めてしまった。
もちろん、特別な《Leicaエディション》は大いに魅力的なのだけれど、Xiaomi 17 Ultraの基本スペックに疑問を感じてきたからだ。
15 Ultraと比較してみると、以下の通り。
| 項目 | Xiaomi 15 Ultra (日本版) 2025年3月発売 |
Xiaomi 17 Ultra (中国版) 2025年12月発売 |
|---|---|---|
| SoC (処理性能) | Snapdragon 8 Elite | Snapdragon 8 Elite Gen 5 |
| 本体カラー | ブラック / ホワイト シルバークローム |
【通常版】 ブラック / ホワイト グリーン / パープル 【Leica版】 ブラック / ホワイト |
| ディスプレイ | 6.73インチ WQHD+ (3200x1440) 高精細重視 |
6.9インチ (大型化) 1.5K (2608x1200) 明るさ・サイズ重視 |
| リフレッシュレート | 1〜120Hz (LTPO) | 1〜120Hz (LTPO) |
| メモリ / ストレージ | 16GB RAM 512GB / 1TB |
12GB / 16GB RAM 512GB / 1TB |
| サイズ・重量 | 厚さ 9.35mm / 226g | 厚さ 8.5mm / 230g |
| バッテリー | 5,410mAh | 6,800mAh |
| 充電速度 | 有線 90W / 無線 80W*2 | 有線 90W / 無線 50W*3 |
| カメラ構成 | 4眼 (クアッド) 望遠①:3倍 (70mm) 望遠②:4.3倍 (100mm) | 3眼 (トリプル) 望遠:3.2〜4.3倍 (可変) (75mm-100mm) |
| 月撮影性能 (100mm地点) |
単焦点レンズ (解像度が高い) f/2.6 (低ノイズ・手ブレに有利) | ズームレンズ (構造が複雑) f/3.0 (画質の抜けが劣る可能性) |
| 接写性能 (マクロ) |
最短 10cm (光学) フローティング機構あり | 最短 30cm ※本格マクロ撮影は不可 |
| 防水防塵 | IP68 | IP66 / IP68 / IP69 |
| Photography Kit | 対応 (グリップ型のみ) | 2種類に対応 ①グリップ ②軽量ケース型 |
| 独自モデル | 特になし | Xiaomi 17 Ultra by Leica 物理回転リング搭載 |
前述の通り、この17 Ultraでは、スマホ全体の性能や、バッテリ容量、ディスプレイの大型化がなされている。
防水防塵性能もアップしたようだ。
ただ、個人的には、カメラ構成の変更(4眼→3眼)が大いにマイナス。
スマートフォンで可変の望遠撮影ができるようになったことは、特筆すべきことだと思う。
流石カメラスマホの面目躍如と言っていいかもしれない。
しかし、その反面失ったものもある。
テレマクロ(10cm)撮影ができなくなってしまったことだ。
望遠カメラでは、最短30cmまでしか寄れなくなってしまったのは大きなマイナス。
美味しい餃子の写真が綺麗に撮れない!ではないか。
おまけに、僕がこだわってきた「月の撮影」にも影響が出てしまうようだ。
スマホのカメラにおいて、月を綺麗に撮るには限界があり、AI補正が入ってしまうのだけれど、15 Ultraは結構うまく補正してくれていた。
カメラの変更により、その精度が落ちてしまう(と思われる)のは、大いに引っかかる。
この2点があることで、僕の17 Ultra熱は一気に冷めてしまった。
今回発売された17 Ultraは、あくまで中国版だから、グローバル版で若干の仕様変更はあり得る。
ただ、基本的な構成は変わらない筈で、スペックダウン(バッテリ容量の減少など)はあっても、アップはまずない。
となると…。
《Leicaエディション》には後ろ髪を引かれるけれど、やっぱり見送りだなぁ。
寂しいような、ホッとしたようなw




