世間がiPhone 13シリーズの発表で盛り上がる中、とてつもないスマートフォンが、密かに(?)発表されていた。
Xiaomi 11T シリーズだ。
個人的には、全くドキドキ感がなかったiPhone 13シリーズよりも、断然、こちらのスマートフォンに惹かれている。
「魔法のような映像体験を」がセールスポイントで、Magic Zoom(特殊効果)、Macroscope(テレマクロレンズでの動画撮影)、Audio Zoom(被写体周辺の音を増幅)など、多彩な機能を実現。
1億800万画素広角カメラ(F値1.75)、800万画素超広角カメラ(F値2.2)、500万画素テレマクロカメラ(F値2.4)のトリプルカメラ構成。
6.67インチのAMOLEDディスプレイを搭載し、画面表示は、10億色以上に対応。
120Hzリフレッシュレートをサポートし、タッチサンプリングレートは480Hzに対応。
Dolby Atmos対応のデュアルスピーカーを搭載しているのも魅力。
これだけの機能を有しつつ、11Tは499ユーロ(約6万5000円)から、11T Proは649ユーロ(約8万4000円)からゲットできる。
流石はXiaomi 。そのコストパフォーマンスは秀抜だ。
とりわけ、ハイエンドモデルのProモデルが素晴らしい。
チップセットは、ハイエンドの「Qualcomm Snapdragon 888」を搭載。
Dolby Atmos対応のデュアルスピーカーは、harman/kardonによってチューニングされているため、素晴らしい音質が期待できる。
個人的に衝撃を受けたのが、「超」高速充電機能だ。
Xiaomi 11T シリーズには、ノートPCなどにも充電可能な、120Wの急速充電器が同梱されており、Xiaomi 11T Proは、その機能をフルに使って、120Wで充電可能。
なんと、大容量の5000mAhバッテリーを搭載しながら、わずか17分でフル充電するというのだから、凄まじい速さ。
ひとたびこの速さを知ってしまうと、iPhoneの充電が遅すぎると思えてしまうのではなかろうか。*1
発売日はまだ明確になっていないけれど、日本発売も既に決定しており、Xiaomi Japan(@XiaomiJapan)による日本国内向けのツイートでは、端末背面にFeliCaマークが確認できる。
魔法のような映像体験を#Xiaomi11Tシリーズ が登場!
— Xiaomi Japan (@XiaomiJapan) 2021年9月16日
✅120W Xiaomi ハイパーチャージ*
✅Dolby Vision® 対応*
✅SOUND BY Harman Kardon
✅プログレードの HDR10+ 撮影
✅108 MP メインカメラ
お好きなスペックはどれでしょうか?コメートください!
※Pro版限定 pic.twitter.com/ncpZLjMgPv
日本版はおサイフケータイにも対応するということになりそうで、いやはやこれは魅力的。
発売が実に楽しみだ。
*1:下位モデルの Xiaomi 11T は、67Wまでの急速充電となるため、36分かかってしまうが、それでも、iPhoneを圧倒している。