こんなに嬉しいことはない。
たび重なる骨折のせいで、北海道マラソンに出場できなくなり、大きく落ち込んでいたから尚更。
まさかここで、東京マラソンの出場権が当たるとは思ってもみなかった。
人間万事塞翁が馬。禍福は糾える縄の如し。
人生、悪いことばかりじゃないんだなぁ。
今日は、そんな至福の瞬間を振り返ってみることにしたい。
そもそも僕は、昨日が抽選結果の発表日であることさえも忘れていた。
昼休みに、東京マラソンの事務局から、こんなメールが来て初めて気がついたほどだったのだ。
プレミアムメンバーエントリーでの抽選と言っても、その倍率は10倍ぐらいあるようなので、僕は今回も全く期待せず、マイエントリーを確認した。
落選ネタでブログ記事が1本書けるな…ぐらいの気持ちだった。
ところが…。
うぉぉぉーっ。当選だ!
僕は、職場の休憩室で歓喜した。
夢かと思うほど嬉しくなり、雄叫びまで上げそうになってしまった。
もちろん早速入金を行い…。
出走確定!
ひとまずホッとした。
ただ、手放しに喜ぶのは早計だと、僕の心が警告を鳴らす。
今、僕は腰にハードなコルセットを装着している状態で、たったの1mさえ走ることができない。
出走確定…と言っても、単に「出走権が確定した」というだけのことで、実際に出走できるかどうかは、今後の回復次第となるからだ。
東京マラソン2026までは、あと6ヶ月あるので、何とかなるとは思うけれど…。



