先月僕は、iPhone 12 mini を超格安でゲットした。
中古ではあるけれど、その筐体は外見上は傷ひとつなく、新品と見紛うほどに美しかった。
だから、その筐体を守るガラスフィルムとケースの入手は、最優先課題。
ガラスフィルムについては、iPhone SE2時代から信頼している、NIMASO製のものが発売されていた為、迷う必要がなかった。
ということでこれをポチって安心したが、問題はケースだった。
iPhone SE2時代に利用し、超お気に入りだった「Deff Ultra Slim & Light Case DURO」の12mini版は既に生産中止で、メルカリにも出てこないほど超品薄。
ケースは早急に入手が必要だから、残念ながら、いったんは諦めざるを得なかった。
その他のケースについても、魅惑的なモデルの12mini版は品切れになっていることが多々。
「iPhone 13 mini用のケースはあるが、12 mini用のものはない」という場合もあり、なかなか悩ましかった。
そんな中、ようやく見つけたのが、これだった。
TORRASという、耳慣れない中国企業製。
口コミ評価は高いものの「サクラチェッカー」にかけると《危険》と出た為、ステマ度は高め。
ただ、サイトでの紹介内容を見る限り、なかなか良さそうに思えたし、僕が購入した当時は2,000円を切っていたので、ダメ元で購入。
商品は、すぐに届いた。
問い合わせはメールのみだし、QRコード表示で「申し込む 補償登録」と書かれているのも、いかにも中国的で怪しげ。
ただ、肝心のケース自体は手触りがよく、しっかりした印象を受けた。
カメラ部分はしっかりくり抜かれており、しかも段差がついているので、落下時にレンズへの直接衝撃を防げそうに思えた。
各種ボタンや端子部分の切り抜きも悪くない。
僕はリングストラップをつけて使いたかったので、ストラップホールがついているのも、大きなポイントだった。
ちょっと面白いと思ったのが…ケースに付属してきた、これ。
電源ボタンと音量ボタンを変更することができるのだ。
標準では「ブラック」のボタンが装着されているけれど…。
ボタンを内側から外に押し込むだけで、簡単に交換することができる。面白いじゃないか。
僕のiPhone 12miniは、(PRODUCT)REDモデルなので、ボタンも赤に付け替えることにした。
音量ボタン。
電源ボタン。
いいぞ。赤と黒のアクセントがとてもいい。
僕は、ThinkPadファンなので、尚更だ。
いざiPhone 12 miniを入れて、「完成形」にした時の姿も、想像以上に良かった。
商品紹介にあった「半透明」のブラックというのは、あまりイメージがわかなかったのだけれど、実にいい透け具合で、筐体の赤が渋く映える。
落ち着いた雰囲気になるので、むしろ透明よりもいいんじゃないかと思うほど。
とにかく手触りが実に良くて、触っているだけでなんだかいい気分になれる。
指紋がつかないのもポイント。
落下試験はしていないので、強靱さについてはわからないが、ちゃちな感じはしないので、それなりに耐えてくれそうな気がする。
なんだかんだで1ヶ月ぐらい利用したが、個人的には大満足。
その価格を考えれば、非常にコスパの高いケースなんじゃないかと思う。
ただ、唯一気になる点は、MagSafeに対応していないこと。
このケースを装着してしまうと、MagSafe用アイテムとの併用はできなくなるのだ。
有線充電はもちろんのこと、ワイヤレス充電だって問題なく使えるので、実用的にはそれほど困らない。
ただ僕は、折角iPhone 12 mini に乗り換えたのだから、MagSafeも試してみたいと思い、別のケースも入手することにした。
(以下、続く。)