餃子ランナーは電子機器の夢を見るか?

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ようやく始まった、自転車「ながらスマホ」の厳罰化。

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自転車運転中の「ながらスマホ」について、僕は、かねてから大いなる怒りを覚えている。

もっぱら暗い時間に走っているランナーにとって、危険極まりない存在だからだ。

実際僕は、そんな非常識な輩に、危うく衝突されそうになったことが何度もある。

僕がこのエントリーを書いてから、もう8年も経つのに、一向に改善されない(むしろ悪化している)状況には、切歯扼腕していた。

「ながらスマホ」については、道路交通法での取り締まり対象にはなっていたものの、その罰則が緩いために、有名無実化していたのが現状。

それがようやく改善されそうだ。

今日から改正される道路交通法によって、遂に、ようやく、「ながらスマホ」の罰則が強化されることとなったからである。

令和6年(2024年)11月から、自転車運転中、停止している間を除いて、スマホで通話したり、画面を注視したりする「ながらスマホ」が道路交通法により禁止され、罰則が強化されます。

なお、スマホを手で持って画面を注視することはもちろん、自転車に取り付けたスマホの画面を注視することも禁止されます。

2024年11月自転車の「ながらスマホ」が罰則強化!/政府広報オンライン

これまでも、「5万円以下の罰金」という罰則があったけれど、注意義務的な扱いとなっており、その存在は有名無実化していた。

実際、「ながらスマホ」で取り締まりが行われた例などというのは、殆ど聞いたことがない。

しかし、今回の厳罰化で、それが大きく変わる…筈。

令和6年(2024年)11月からの罰則内容は以下の通り。

自転車運転中に「ながらスマホ」をした場合
6か月以下の懲役又は10万円以下の罰金
自転車運転中の「ながらスマホ」により交通事故を起こすなど交通の危険を生じさせた場合
1年以下の懲役又は30万円以下の罰金

個人的には「これでも甘い」と思っているが、例えば衝突事故などを起こされた際に、責任を追及できるようになったのは、大きなポイントと言える。

とはいえ。未だ懸念はある。

いくら法が強化されても、実際に取り締まりを行わなければ、形骸化していくことは必至。

こういう危険で非常識な輩たちは、どんどん取り締まって、厳罰を与えて欲しいと願うばかりだ。


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