その存在を知ったきっかけは、川内優輝選手のポストだった。
今年の4月。
川内選手は、SNSのXに、こんなことを書いていた。
JISSのリハビリ室で、Xのリプ欄でもフォロワーの方が勧めてくれていた「ショックマスター」を受けました。
— 川内 優輝 Yuki Kawauchi (@kawauchi2019) 2024年4月18日
故障箇所はハムストリングの付け根のため、ほぼお尻です。
そのため、お尻を2500回の衝撃波(少し痛い)で叩かれ続けるという罰ゲームのような治療でした。
色々な治療法がありますね。
「ふうん。ショックマスターっていう治療があるのか。」…と、その時はそれほど気にも留めていなかった。
当時の僕は、整形外科を変えて新しいリハビリをスタートした頃。
なんとなく効果が出てきていたような気がしていたからだ。
しかし…効果を感じた(ように錯覚していた?)のは最初の内だけ。
毎週通っていても、あまり状態が変わらないようになってきた。
ここでは、毎週のリハビリの他、月1度の診察がある。
今月初旬の診察で、先生から「状況はどうですか?」と聞かれた僕は、こう訴えた。
毎週、リハビリを続けているんですけど…。あんまり変わらないみたいで…。
個人的には、精密検査や新しい治療方法の提案などをしてもらえないかと思っていたのだけれど、先生からの回答は衝撃的なものだった。
まだリハビリ3ヶ月目ですから、そんなものです。半年、1年続ければ変わってきますよ。しばらく続けてください。
えっ…。半年?
1年?
僕はショックで言葉を失ってしまった。そんなには待てない…。
先生が軽くそう仰るということは、整形外科的には普通のことなのかもしれないが、そんな悠長なことを言っていたら、どんどん身体は鈍る。
まだ僕が若いならともかく、この歳になって、1年のブランクは半端じゃない。
それで日常生活を快適に送れるようになったとしても、ランナー生命は終わってしまう。
なんとかもう少しあがいてみなければ。
と思って、僕は川内優輝選手のポストを思い出したのだ。
川内選手も、僕と同じ「座骨神経痛からくる臀部痛」で苦しんでいる状態。
レベル違いも甚だしいが、症状としては同じだ。
そんな川内選手が、試行錯誤の中で取り入れた治療法が、ショックマスターだった。
6年前。
シカゴマラソンからの帰国時、航空ラウンジで川内選手に会って、教えてもらったことを思い出す。

現状打破。
そう。現状打破だ。そのために、今できることを色々試して、あがいてみよう。
それで僕は、川内選手に倣って「ショックマスター」治療を始めている。
これは主に、肩、肘、足の痛みに適したもので、米国の野球選手などには広く浸透している治療方法とのこと。
ただ、川内選手は臀部に利用したようなので、きっと僕にも効果がある…と信じたい。
2週試しただけなので、今のところまだ大きな効果は感じないのだけれど、現状打破を目指して、しばらく続けてみようと思っている。

