久しぶりのガジェット購入だった。
新しいガジェットをゲットした瞬間は、なんだかとてもワクワクする。
Cyber-Shot DSC-WX350が突然故障してしまったため、予定外の出費ではあるけれど、それでも嬉しい。
故障した当日に購入を決意。amazonで注文したら翌日に届いた。
ということで、週末から既に使い始めることができている。いやはや、本当にいい時代になったものだ。
ただ、この端末に決めるまでは少し悩んだ。
どうせ買い換えるなら、DSC-WX350よりも性能のいいものを…という思いがあり、これまで不満だった問題を解消するものを選びたかったからだ。
それは、次の2つ。
・ズーム倍率の高さ
・マニュアル撮影ができること
この2点だけはどうしても譲れない、と思った。
僕は、この1年以上WX350を使い続けて、最も価値があったと思うのは、夜明け前ランでの「月」撮影。
もちろん、日常の情景や餃子撮影などにおいても活躍はしてくれたが、こういったシーンでは、iPhone SEの方が手軽で、それなりの写真が撮れる。
両機を撮り比べてみたこともあったが、料理写真においては、iPhoneの方が綺麗かも…?と思うことさえあった。
ということで、僕的には、iPhoneでも十分だったのだ。
しかし。
こと「月」の撮影に関しては、iPhoneは、太刀打ちできない。
iPhone SEだから…ということではなく、iPhone Xだろうが、他のどんなスマートフォンだろうが、WX350には対抗不能。
そのズーム機能に、圧倒的な差があるからだ。
月の遠景ではなく、月面の大きな写真を撮りたければ、少なくとも20倍程度のズーム機能は必要。
現状、スマホでの光学ズームは2倍程度がやっとなので、この点においては、完全にコンデジ軍の勝利なのである。
ということで、僕は、WX350を使い続けてきたが、20倍ではちょっとギリギリ…という思いがあった。
また、月を綺麗に撮影しようとすれば、絞りやシャッタースピードなどの細かい設定が必須になるけれど、WX350には、その機能がなく、僕はそれを不満に感じていた。
ということで、僕は、WX350よりも一回り上の性能を持つコンデジに買い換えることに決めた。
予算は3万円前後と設定して、僕が絞った候補は…以下の4つ。
筐体サイズとしては、Cyber-shot DSC-WX500が一番小さく、WX350と同じCyber-shotシリーズだから、使いやすそうにも思えた。
ただ、僕は、WX350のサイズ感には惚れ込んでいたものの、その操作性に関してはいまひとつだと思っていたため、なんとなく二の足を踏んだ。
DMC-TZ85-SやCOOLPIX A900にも魅力を感じていたが、結局僕は、PowerShot SX720 HSを選んだ。
一番大きな魅力は、ズーム機能が最も高かった(40倍)こと。
また、以前、このシリーズの廉価版であるPowerShot SX610 HSを使っていたというのも大きな理由だった。
サイズは、610 HSよりもグッと大きくなってしまうが、でも、何とかギリギリ耐えられる重さだと思った。
PowerShot SX 720 HSには、現在、後継機のPowerShot SX730 HSが発売されているが、僕的には、むしろ、旧機種のほうに魅力を感じた。
720 HSと730 HSのスペック差はほぼなく、最大の変化は、「チルト式液晶モニター」の採用。
これにより、自撮りは格段と便利になるようだが、僕は「自撮りしない派」なので全く問題ない。
このモニター採用により、30gも重くなってしまったことも、個人的には大きなマイナスだった。
それでいて、価格も1万円弱高くなってしまうため、僕には、後継機を選ぶ理由がなかった。
ということで…。
僕は、PowerShot SX720 HSをゲットした。
筐体カラーは、無難なブラックは何だか惹かれず、レッドを選択。
730 HSには、レッドバージョンがないため、その点においても、720 HSは魅力的だった。
DSC-WX350との比較。
一回り大きくなってしまったし、ずしりと重くなった。その点はやっぱり気になるが、もう後戻りできない。
SX610 HSとの比較。
ズームレンズを引き出して比較している理由は、610 HSが、この状態で故障して収納できなくなってしまったためw
ズーム倍率差(18倍 vs 40倍)ほど、筐体の大きさに差はないように思える。
ということで、僕は、先週末から使い始めているのだけれど、早速、その素晴らしさに感嘆している。
色々写真も撮っているので、それについては、あらためてご紹介させていただこう。
Canon デジタルカメラ PowerShot SX720 HS ブラック 光学40倍ズーム PSSX720HSBK
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